世界ランク28位のフェルナンド・ベルダスコ【写真:Getty Images】

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ベルダスコがタオルを要求したボールボーイに対して怒鳴る

 男子テニスの深センオープンは29日、シングルス準決勝で予選から勝ち上がった世界ランク171位・西岡良仁(ミキハウス)が同28位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に1-6、6-3、7-6で逆転勝ち。初のツアー決勝進出を果たした。一方で敗れたベルダスコは試合中にイライラが募り、ボールボーイに“八つ当たり”するシーンを演じ、海外メディアがその模様を画像付きで公開。英メディアは「少年を怒鳴りつけた」「SNSでは批難殺到」と報じ、波紋を呼んでいる。

 フラストレーションがピークに達した。第1セットは6-1でモノにしたベルダスコ。しかし、続く第2セットは劣勢を強いられた。2-4で迎えた第7ゲームのことだった。

 ボールボーイにタオルを持ってくるように要求した。しかし、ボールボーイの反応が遅れた。これにベルダスコは苛立ったようだ。両手をくるくると回し、早くしてくれというようなジェスチャーを見せた。ボールボーイが慌ててタオルを持って駆け寄ったが、さらに身振り手振りで何やら大声で言葉をかけ、苛立った素振りを続けた。

 もちろん、反応が遅れたボールボーイにも落ち度はあるが、34歳のベテランであり、元世界ランク7位のトップ選手の行動としては褒められるものではない。豪州版ヤフー公式ツイッターはベルダスコがボールボーイに詰め寄るシーンの実際の様子を画像付きで公開。英紙「ザ・サン」も特集している。

ツイッターで批難殺到、英紙「ベルダスコに“不快”と烙印」

「“不快”フェルナンド・ベルダスコ、試合中にタオルのことでキッズボランティアを叱責、ソーシャルメディアでは非難殺到 スペイン人プレーヤーはヨシヒト・ニシオカに敗れた一戦で、タオルを持ってくるのが遅かったとして少年を怒鳴りつけた」

 このように見出しを打った記事では、キャリア通算1220万ポンド(約18億円)の賞金を稼いでいる34歳のベルダスコが演じた該当シーンについて「少年がタオルを手に走ってきたが、ベルダスコは、持って来るのが遅すぎると叱責しているように見える」と記述。「ツイッター上では非難が殺到。ベルダスコに“不快”と烙印を押している」と批難を受けていると伝えている。

 記事では、今年のドイツ国際オープンでもボランティアに対してイライラをぶつける行動を取ったと紹介している。試合も逆転負けを喫したベルダスコ。西岡のツアー初決勝進出の裏で、何とも後味の悪さが残ってしまった。(THE ANSWER編集部)