「ボイジャーのゴールデンレコード」とは、1977年に打ち上げられたボイジャー探査機に搭載された、地球外の知的生命体との接触を目的としたレコードのこと。大容量ファイル転送サービスを提供しているWeTransferは、ボイジャーのゴールデンレコードにインスパイアされたオンラインの展覧会プロジェクト「A Message from Earth」を行いました。このプロジェクトは「インターネットのアカデミー賞」とも呼ばれるウェビー賞を2018年に受賞し、大きな注目を集めています。

A Message from Earth

https://amessagefrom.earth/

A Message from Earthは、「ボイジャーのゴールデンレコードはとても野心的で希望にあふれるプロジェクトであり、非常に多くの人々に創造的なインスピレーションを与えた」として、ボイジャーのゴールデンレコードに敬意を表して開催されました。プロジェクトで製作されたWEBページはオンライン上に無料公開されており、誰でもボイジャーのゴールデンレコードに思いをはせながら、元のプロジェクトから40年後に集められた「地球の多様な文化を伝える音楽や写真などのメディア」を見ることができます。



プロジェクトの最初に表示されているページでは、まず最初にプロジェクトの元となったボイジャーのゴールデンレコードに関する説明が行われていました。コーネル大学のカール・セーガン氏が中心となって製作されたボイジャーのゴールデンレコードには、地球という惑星を説明するために音楽や科学技術、写真に脳波などさまざまなメディアが収録されています。



どんどん下にスクロールして行き、一番下までたどり着いたらページの下端あたりをクリックし、次のページへ進むことが可能。



なお、画面上部にずっと表示されている地球を連想させる青い球をクリックし、好きなページを表示させることもできます。



次の「GREETINGS」のページには……



太陽の周りを回る地球上で観測できる磁気嵐を、音にして表現したサウンドが埋め込まれていました。



また、カシオペヤ座ガンマ星の光の変化を音で表したサウンドも聞くことが可能。



次のページには「SOUNDS」と表示されており……



人間のイメージを表現したという幻想的なサウンドを聞くことができます。



さらに次のページでも「Music」と、聴覚に訴えかけるメディアが続く模様。



伝統音楽と現代的なサウンドが融合したかのような音楽や……



思わず体が揺れるような都会的な音楽が公開されていました。



次のページは「IMAGES」。



さまざまな写真家が撮影した、「地球の光景」をとらえた写真を眺めることができます。



東京の日常を記録した写真もありました。



「BRAINWAVES」と書かれたページには……



13人の著名人が寄稿したメッセージが公開されていました。



名前をクリックすれば、メッセージが開きます。



なお、ボイジャーのゴールデンレコードに関しては、40周年を記念して復刻版を製作するプロジェクトが2016年に進められていました。プロジェクトは多くの出資を集めて成功し、ボイジャーに搭載された写真を収めたフルカラー冊子や、宇宙人に向けられた音楽やあいさつを収録した音源レコードなどを入手できます。

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