「豪快タックル、ごめん」 杉本が謝罪、清武と“男前2ショット”反響「やっちまったな大賞や」

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川崎戦の後半、清武と杉本が激突 清武はピッチ外に運ばれ交代となり会場は一時騒然

 昨季の天皇杯王者セレッソ大阪は、10日に行われたゼロックス・スーパーカップ2018でJ1リーグ王者の川崎フロンターレに3-2で勝利し、大会初出場で初タイトルを手にした。

 後半途中、MF清武弘嗣とFW杉本健勇の日本代表コンビが激突し、清武が負傷交代するアクシデントが発生。試合後、杉本は自身の公式インスタグラムで清武に謝罪しつつ、2ショット写真を投稿してファンを安心させている。

 C大阪は前半にMF山口蛍のゴールで先制すると、後半3分には杉本の好アシストから清武が追加点をマークした。だが後半16分に思わぬ出来事がピッチ上で起きてしまう。MF水沼宏太からのサイドチェンジを受けた清武はタメを作り、外側を回り込んだ杉本への縦パスを狙おうとした。

 ところが、杉本は走るコース取りを失敗し、パスの出し手である清武に衝突。二人はそのままピッチに倒れ込み、杉本は立ち上がったものの、清武はピッチ外に運び出され、FW高木俊幸と交代を余儀なくされた。

 会場が騒然とする事態となったが、大事には至らなかったようだ。杉本は試合日の夜に自身の公式インスタグラムを更新し、「今日も応援ありがとうございました!勝てて良かったです!またすぐにACLがあるので皆で良い準備をしたいと思います!」と、まずはファンに向けてメッセージを発信した。

清武はお茶目な変顔で“OKを強調

 続けて「そして清ちゃん、無事でした。元気でした。安心。豪快なタックルしてしまって、本当ごめん」と謝罪。「わざとじゃない」と明かした一方、「ただ、なんで俺もぶつかったのか分からへん、、笑」と率直な思いを記している。ブラックスーツに身を包んだ杉本と清武の2ショット写真も公開し、清武はお茶目な変顔で“OK”を強調した。

 返信欄では、「1冠おめでとう」という祝福から、「やっちまったな大賞や」「2人とも怪我なくてよかった」などの声が上がった。また2ショットに「男前〜」などのコメントも並んでいる。

 C大阪は14日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ初戦の敵地済州ユナイテッド戦を迎え、21日にACLグループステージ第2戦の本拠地・広州恒大戦、そして25日に本拠地でJ1リーグ開幕戦の横浜F・マリノス戦が待っている。

 ゼロックス杯では思わぬ形で注目を集めた二人だが、新シーズンは昨季以上に息の合ったコンビネーションでファンを魅了してくれるはずだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文・写真 text & photo by Football ZONE web