アナハイムのディズニーランドで17名が糞の被害に(画像は『CTV News 2017年6月10日付 「Geese dump droppings on Disneyland guests, hitting 17 people」(AP Photo/Jae C. Hong)』のスクリーンショット)

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すでに夏休みに入っている学校も多いアメリカ。いっきに来場者の数が増しているカリフォルニア州のディズニーランドから驚くようなニュースが飛びこんできた。頭上から不気味なものが次々と降り注ぎ、多数の客の頭や顔を汚していったという。

来場者がとんだアクシデントに見舞われたのは、カリフォルニア州アナハイムにある「ディズニーパーク」で9日の午後9時ちょっと前。群れをなして空を飛ぶ渡り鳥というのは、木から飛び立つ時や糞をするのも一斉になることが多い。そのせいか糞はベチャッと音を立てあちこちに一気に降り注ぎ、客の頭や顔を汚したことなど気にも留めずに鳥たちは去って行ったようだ。

現場はランドマークとしても有名な『眠れる森の美女の城』前のメインストリートで、「奇妙な粘液が空から降ってきた」との通報にアナハイム警察と消防局が出動して状況を確認。被害を申し出たのは17名(うち子供が6名)であった。日本なら鳥に糞をひっかけられた者は「ウンが付いた」といって宝くじ売り場に走るような話だが、そこはアメリカのディズニーランド。危険物処理班が謎の粘液を「雁の糞」と特定し、健康的な被害もないとわかると17名は汚れを洗い落とした後は思い思いのアトラクションに散っていった。

この「ディズニーパーク」では今年2月にも、1万台ほどの車両を収容する立体駐車場“Mickey & Friends Parking Structure”で大きな火災が発生したことが報じられていた。

画像は『CTV News 2017年6月10日付 「Geese dump droppings on Disneyland guests, hitting 17 people」(AP Photo/Jae C. Hong)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)