学生の窓口編集部

写真拡大

同じバイトの人やゼミの教授との飲み会、目上の人と食事が一緒になることは大学生になったら増えるもの。そんなときは先に年上の人にごはんを勧めたくなります。このようなとき、どのような言葉を使うのが適切なのでしょうか? 今回はそんなシチュエーションで使える正しい敬語を紹介します!

■「食べる」の敬語表現はこんなに! 頭に入れておくべき「敬意」のランク

これが解けたら天才!? IQひらめき力診断

友達同士なら、「どうぞ食べて〜」と気軽に言えるところを、敬語で伝えようとすると、思わずパニックになる方も多いことと思います。「食べて」を丁寧にするのですから、「食べてください」……? 「食べられる」という表現も使えそう! あ!「お食べになってください」と伝えればいいのかな!? なんて、脳内連想ゲームを開始している間に、タイミングを失って……なんてことも、十分に考えられますよね。「食べる」には様々な敬語表現があり、状況に応じて正しい言葉を選択する必要があります。

上司に「食べる」ことを進める場合、実際に食事をするのは上司になりますから、尊敬語を使うのが正しい方法です。「お食べになる」も「食べられる」も、「食べる」の尊敬語に当たりますから、「食事を用意しましたので、お食べになってください」「もう食べられましたか?」とするのは間違いではありません。
しかし、なんとなく丁寧さが足りないような気が……? と思うことも多いはず。こんなときには「召し上がってください」と伝えた方がベターです。「食べる」の尊敬語は数種類ありますが、敬意を示すランクがあります。「食べられる」よりも丁寧なのが「お食べになる」で、さらに丁寧な言葉が「召し上がる」です。敬意のランクについても覚えておくことで、より適切な言葉を選択できることでしょう。

■召し上がる⇒二重敬語に気を付けて

相手に対して失礼な振る舞いをしないためには、「召し上がってください」とするのがベスト! しかしこの表現にも、注意が必要な点があります。それが二重敬語についてなのです。「召し上がる」はそれ自体が「食べる」の尊敬語ですから、さらに敬語表現を重ねる必要はありません。「お召し上がりになってください」と伝えると、「お〜になる」という表現と重なり、くどい印象になってしまいます。
二重敬語に対する考え方も様々ですが、相手を不快にさせないためには、不必要な表現を取り除くのがベター。シンプルに「召し上がってください」と伝えましょう。

■「いただく」はNG!

さて、「食べる」を敬語にしたい! と思ったときに、つい使いがちなのが「いただく」という表現です。先ほどと同じように、上司に食事をすすめる場面で「どうぞいただいてください」なんて伝えてしまうと……非常に失礼な言い回しになります。
「いただく」は「食べる」の謙譲語であり、自分をへりくだって相手を敬う言葉です。目上の人の行動に対して使用はできませんから注意してください。

奥が深い、日本語の敬語の世界! 覚えることがたくさん過ぎて、頭がクラクラ……!なんてこともあるかと思います。まずは焦らず、場面ごとに一つずつ正しいフレーズを習慣化していきましょう。スマートに「召し上がってください」と伝えられるだけでも好感度はアップするはずですよ。

(ファナティック)