背番号「10」の系譜 〜PSG編〜
サッカー選手にとって、背番号「10」は特別なナンバーだ。
『背番号「10」の系譜』というこのシリーズでは、特定のクラブチームで10番を背負ったレジェンドたちを順番に紹介していく。
なお、紹介するのは現在から遡って6人目までの選手。今回はPSG編だ。
ヴィカシュ・ドラソー(MF)
【PSGでの背番号の変遷】
#10:2005 - 2007年
インド系モーリシャス人の両親を持つ元フランス代表MF。豊富な運動量とアジリティ、果敢なドリブル突破を武器にリヨンで活躍し、チームのリーグ優勝に貢献した。その後、ミランに引き抜かれるも結果を残せず、移籍したPSGで背番号10を手渡される。引退後は大学に通い経済を学んだほか、2006年ワールドカップの内情を暴露する映画を撮影するなどマルチに活動している。
ソウザ(MF)
【PSGでの背番号の変遷】
#10:2008年
足元のテクニックに優れ、局面を打破できるドリブルやスピードを持っている攻撃的MF。それでいて状況によってはボランチやサイドバックでのプレーも厭わず、ユーティリティ性も備える。2008年、3年半契約でサンパウロからPSGへとやって来たが、その年の7月にはグレミオへとローン移籍し、フランスでのプレーはわずか1シーズンとなった。
ステファヌ・セセニョン(MF)
【PSGでの背番号の変遷】
#10:2008 - 2011年
ベナン代表の俊英MF。小柄だが強靭なフィジカルとスピードを持ち、個人での打開力を兼ね備える。松井大輔が所属していたル・マンでリーグアンデビューを果たすと、徐々に本領を発揮しリーグを代表するMFへ成長。2008年にはPSGに加入し、エースナンバーを受け継いだ。7シーズンをプレミアリーグで過ごしたが、今季からはフランスに戻りモンペリエでプレーしている。
ネネー(FW)
【PSGでの背番号の変遷】
#19:2010 - 2011年
#10:2011 - 2012年
軽やかなボールコントロールと正確なキック、強烈なシュート。その左足は「悪魔的」とも表現され、フリーキックの精度も非常に高い。2009-10シーズン、まるで何かに取り憑かれたようにモナコで得点を量産し強烈な存在感を発揮すると、2010年には29歳でありながら10億円という移籍金でPSGへと移籍。前半戦だけで13得点をあげるなどチームの中心として活躍した。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(FW)
【PSGでの背番号の変遷】
#18:2012年
#10:2013 - 2016年
在籍4シーズンで獲得したタイトルの数は12。総得点の158はクラブ史上最多記録であり、イブラヒモヴィッチは文字通りPSGの“キング”となった。加入当初はネネーが10番をつけていたことから18番を背負ってプレーしたが、その後すぐにエースナンバーをつけスーパーなプレーでファンを魅了した。退団時にツイートしたのは"I came like a king, I left like a legend(王様としてやって来て、レジェンドとして出ていく)"。
ハビエル・パストーレ(MF)
【PSGでの背番号の変遷】
#27:2011 - 2016年
#10:2016年 -
イブラヒモヴィッチの退団にともない10番を受け継いだのは、2011年からチームに所属するパストーレだ。移籍当初は圧巻のパフォーマンスを見せていたが、マルコ・ヴェッラッティやブレーズ・マテュイディらの台頭によって中盤での序列はやや低下。ウナイ・エメリー監督の下、今季は真価が問われるシーズンとなりそうだ。
