加藤清史郎に濱田龍臣にまえだまえだも…元子役たちが最近、再び姿を見せ始めたワケ
前田旺志朗は、7月に終了した昼ドラ『明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜』(フジテレビ系)で、主役・高杉真宙の弟役を熱演。子役の、いや今や子役だったという表現が相応しいほどの名演技だったが、まわりを見渡せば、加藤清史郎(『トヨタ』CMの初代こども店長)、濱田龍臣(大河ドラマ『龍馬伝』の坂本龍馬幼少役)など、最近、元子役を再びテレビで見かける機会が多くなった気がする。
共通するのは、どの子も“子役”という枠からうまく脱却し、普通に男のエロスを身にまとったイケメンに成長している点だ。過去を振り返れば、子役から脱却し大成した人、しない人と大きく分かれるが、その差はいったい何なのだろうか。
「タイミングを逸しないことです」と語るのは、子役芸能事務所の関係者。子役の場合、“脱却”する時期を逸すると子役のイメージがついたまま成長してしまい、なかなか、大人の一般的な役を演じるのが厳しいのだという。そのため、子役はある一定の充電期間を置くケースが多いのだ。たしかにまえだまえだ・弟も加藤清史郎も濱田龍臣も、しばらくの間、テレビから姿を消していた。
昨今の成功例を挙げると、井上真央だ。異例の大ヒットとなった『キッズ・ウォー』(TBS系列)で人気を博した直後、学業専念のため、芸能活動を休止。その二年後、ドラマ『花より男子』(TBS系列)で主役の座を射止め、華々しくドラマ復帰を果たす。その後も順調にキャリアを重ね、NHK朝ドラ『おひさま』の主役に抜擢。そして、現在放送中のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』では主役を務めるまでに成長している。その子役から女優とシフトできた陰には、「芸能活動空白の二年間」があったのだ。
直近では、芦田愛菜の大人への階段が気になるところ。どのように“化けて”くれるか、今から楽しみだ。
(文・中西美穂)

