―[その判決に異議あり!]― ◆ガーシー訴訟が炙り出した公示送達問題ガーシーこと、東谷義和氏を被告とする名誉毀損訴訟で、神戸地裁は公示送達で審理を進め、欠席裁判の末に1000万円の支払い命令を出した。これに対し大阪高裁は「SNSでの連絡を試みるべきだった」として、地裁に審理のやり直しを命じた。“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、この件について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。◆「知らない