業績不振が続くサマンサタバサジャパンリミテッドに、復調の兆しが見えている。2000年代に巻き起こした一大ブームとブランド成長から一転、近年は売上低迷に苦しみ、2017年から2024年2月期まで8期連続の赤字を記録するなど、厳しい状況が続いている。しかし、2024年に新代表取締役社長CEOに就任した古屋幸二氏が進める営業赤字解消を目指した「2ヶ年計画」は着実に効果を見せており、前年対比で赤字幅は減少しているという。