日本海水は、製塩副産物である蒸留水と苦汁(にがり)を使ったビールの事業化を進めている。海水ビール「910(きゅういちまる)」と名付け、2種類を開発した。「ヘイジーIPA」は柔らかくクリーミーな口当たりで飲みやすく仕上げた。後味にやや塩味が感じられ、苦味は控えめでホップの爽やかな香りを楽しめるもの。一方の「セッションIPA」は柑橘系ホップのフルーティーな香りとにがりの苦味が絶妙にマッチしている。2品とも、糖化