2007年に民営化した郵政グループにひずみが生じている。西日本新聞の宮崎拓朗記者は「保険営業では法外な営業目標が割り当てられ、高齢者を狙った詐欺まがいの営業がはびこっていた」という。生々しい社内会議の音声データなどから、その実態が明らかになった――。(第1回)※本稿は、宮崎拓朗『ブラック郵便局』(新潮社)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/winhorse※写真はイメージです - 写真=iStock.com/winh