インタビュー:新山詩織「思いっきり私の声に浸ってもらいたい」
新山:すいません、こんな感じで。ごめんなさい…。
−−いえいえ。音楽以外のことに関しては失礼ながら不器用そうというか、むしろ好印象で興味が沸きました。アーティストを目指す以前、小さな頃はどんな女の子だったんですか?
新山:小学校、中学校は、人見知りが激しくて、大人しい方でしたね。自分から好んで関わる子にはすごく明るい感じだったけど、それ以外の知らない人に会うと大体、縮こまってました。
−−自分の人格が形成されたと思うのはいつ頃からですか?
新山:中学校に入ってから、どんどん変わっていった感じはすごくあるんですけど、その時々でコロコロ変わるような気もしなくはないです(笑)。
−−自覚している自分自身と、周囲から抱かれるイメージとの間にギャップを感じることはありますか?
新山:悪い時は「大人しそうに見えるけど、心の中は黒そう」とか言われるけど、「そうかなぁ…?」って(笑)。元々、声が低いので、最初はビックリされることが多いですね。
−−自分の歌声についてはどう思いますか?
新山:中学校で、音楽の授業で歌のテストがあったり、合唱の練習で他の女の子と一緒に歌ってても「なんで自分だけキーが合わないんだろう? 自分の声って低いなぁ、もうちょっと高ければなぁ…」って思ったりもしたんですけど、軽音楽部に入ってから、色んな方の曲をコピーして、弾いたり歌ったりしていく内に、「私の声はこれなんだな!」って受け止めていって、好きになりました。
−−キーは特に気にならなかったのですが、それ以上に空気の繊細な揺らぎを感じる声質で、独特な魅力があると思います。
新山:ありがとうございます。
−−デビューから2年が経とうとしていますが、昨年3月に高校を卒業して音楽に割く時間が増え、自身の成長や変化を感じることはありますか?
新山:環境が一気に変わって、なかなか上手くいかないこともあったけど、一日の時間の使い方とか、友だちとの接し方も、すごく変わった気がします。
−−2月に19歳の誕生日を迎え、10代最後の年だと意識しますか?
新山:特別、考えたことは無いですけど、着実に社会の中に溶け込んでいく大人に変わっていってる感覚はあります。18から19になって、徐々に二十歳に向かっている意識もそれなりにあるし、周りのちょっとした出来事に対しても、見方が変わってきてると思います。なので、素直に今しか書けない気持ちをできるだけ歌詞に残していきたいなとは常に思っています。