【セルジオ越後コラム】冷静になって、なお募る日本代表への疑義
日本代表が4日のオーストラリア戦に引き分け、5大会連続のW杯出場を決めた。82分に先制されながら、ロスタイムにゴールを奪って出場権を獲得した展開は、非常にドラマチックなものだった。興奮と喜びもひとしおといったところだろう。
しかし冷静になって考えれば、課題だらけの試合だった。W杯出場の喜びと試合内容は分けて考えなければならない。日本は過去90分間でオーストラリアに勝利したことがない、W杯出場権を獲得できると思い込んでいたらそれが落とし穴。というようなことを試合前から言い続けてきたけど、出場権獲得というタスクこそ果たしたものの、想定されたとおりの苦戦だった。
日本はボールを回しながらも、ゴール前で怖さを出せず、やはり点が取れなかった。本田がいても、点が入らないことには変わりがなかった。固定されたメンバー、つまりザッケローニ監督にとって一番計算できるメンバーで臨んでも、閉塞感は打破できなかったね。ここ3試合で2敗1分けという結果をしっかり受け止めなければならない。アジアの中でも、はっきりとした違いを見せつけることはできなかったんだ。
試合後のインタビューでは気前よくコンフェデ杯の「優勝宣言」まで出たけど、そういうことは、この試合に勝ってから聞きたかった。浮かれている場合じゃないよ。
コンフェデ杯には、メンバーを変えずに行くことが決定した。その選出に言いたいこともあるけど、これで分かりやすく、今のチームが世界でどの程度なのかが判明することになる。同時に、それはザッケローニ監督の真価も図れるものだ。
それにしても、埼玉スタジアムのホーム側のゴールは、いつも何かが起こるね。ジーコ時代、岡田時代も含め、どんなに内容が悪くても、あのゴールに救われている気がする。本当に何かいるんじゃないかな? 忘れてはいけないのは、本番はあのゴールじゃないことだ。
しかし冷静になって考えれば、課題だらけの試合だった。W杯出場の喜びと試合内容は分けて考えなければならない。日本は過去90分間でオーストラリアに勝利したことがない、W杯出場権を獲得できると思い込んでいたらそれが落とし穴。というようなことを試合前から言い続けてきたけど、出場権獲得というタスクこそ果たしたものの、想定されたとおりの苦戦だった。
試合後のインタビューでは気前よくコンフェデ杯の「優勝宣言」まで出たけど、そういうことは、この試合に勝ってから聞きたかった。浮かれている場合じゃないよ。
コンフェデ杯には、メンバーを変えずに行くことが決定した。その選出に言いたいこともあるけど、これで分かりやすく、今のチームが世界でどの程度なのかが判明することになる。同時に、それはザッケローニ監督の真価も図れるものだ。
それにしても、埼玉スタジアムのホーム側のゴールは、いつも何かが起こるね。ジーコ時代、岡田時代も含め、どんなに内容が悪くても、あのゴールに救われている気がする。本当に何かいるんじゃないかな? 忘れてはいけないのは、本番はあのゴールじゃないことだ。
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サッカー解説でお馴染みのセルジオ氏による辛口コラム。
