日中企業連合が正式に自動車メーカー「サーブ」を買収か
スウェーデンの自動車メーカーであるSAAB(サーブ)は2011年12月に経営破たんしたが、最近になって資産の処分案がようやく完了した。サーブの売却先はナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)で、この会社は電気自動車関連の日中企業連合だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
浙江青年蓮花汽車も1年あまり買収案を提示していたが、最終的に敗退。その後、蒋大龍氏が主導する団体がサーブ社のこれまでのステークホルダーからの認可を速やかに取り付け、瞬く間に買収にこぎつけた。
中国国内でもっとも知られている蒋大龍氏の身分としては香港国能生物発電集団の取締役会長でCEOがある。彼は日中企業連合でスウェーデン企業のサーブを買収する指揮をとっており、今回の買収のために彼が設立したのがナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)社である。
消息筋によれば、この会社はすでにサーブ社の買収に成功しているが、買収資産には部品会社は含まれず、サーブ本体やエンジン、工具関係の会社だけで、時価15億−18億スウェーデン・クローナ(約169億円―203億円)だという。
日中企業連合には多くの企業が参加しており、国能生物発電集団のほか、日本の投資会社であるサン・インベストメントが中心で、このほかに中国の自動車メーカー、バッテリーメーカー、家電企業も含まれている。日中企業連合の計画では、今後、電気のみで走る自動車が主な営業項目になる予定だ。(編集担当:米原裕子)
