中国の吉野家が値上げ、客は「量も少なくなってきた」と不満げ
中国の吉野家は5日より、牛丼をはじめとする各商品の値上げを実施したところ、中国のネット上で不満の声があがった。10日付で中国新聞社が報じた。
吉野家は牛丼(大盛り)の価格を18.5元(約240円)から20元(約260円)に、鶏肉と牛肉のセット丼を24.5元(約318円)から26元(約338円)に値上げするなど、各商品を0.5元(約6.3円)から3元(約38円)値上げした。
吉野家はウェブサイトと微博(ウェイボー、中国版ツイッター)で、「各種コストの上昇が原因で、5日より丼、定食、サイドメニューの価格を値上げする」と発表したが、今回の値上げは消費者の関心を集め、多くの会社員は昼食にかかる負担が大きくなったことに頭を抱えている。
またネット上では、「ファストフード店は値上げをする一方で、量まで減らしている。これには納得できない」、「以前は食べきることができないほど量が多かったのに、今では全部食べてもまだ物足りなさを感じるほどに量が少なくなった」と不満の声があがった。(編集担当:及川源十郎)