吉原知子が分析する
五輪出場権を獲得するためのポイント


11月4日から開幕するFIVBワールドカップバレーボール2011女子大会。開催国の日本をはじめ、FIVB推薦国に、5大陸選手権を勝ち抜いた全12チームが激戦を繰り広げる。大会は総当たり戦で行なわれ、上位3チームにロンドン五輪の出場権が与えられるが、はたして日本は五輪切符を手にすることができるのか。その可能性について、かつて日本女子代表キャプテンとして活躍した吉原知子氏にうかがった。

3位以内の可能性は十分ある。
しかし逆の危険性も同じくらいある


 ワールドカップバレー開幕を前にして、とてもワクワクしています。この大会で3位以内に入れば、オリンピックの出場権を獲得できるだけでなく、ロンドン五輪でのメダルも夢ではなくなる、そう私は思っています。この時期に五輪出場を決められれば、準備期間も十分にとれるし、精神的な面でも非常に有利ですから。それで、すごくワクワクしているのです。

 ただ同時にドキドキもしています。というのも、今、女子のバレーボール界はレベルが拮抗しています。ブラジル、アメリカは少し抜けていますが、それでも彼女たちを含めてトップの数チームの力差は紙一重。日本もその紙一重の中にいます。でも、昨年の世界選手権(世界バレー2010)で銅メダルを獲ったからといって、3番目という地位が安泰かというと、そうではないのです。