毎年、クリスマスの時期に世界中で上演されるバレエの出し物と言ったら『くるみ割り人形』。『白鳥の湖』『眠れる森の美女』と並びチャイコフスキーのバレエ音楽三部作といわれます。少女クララが体験するロマンチックなクリスマスの夜の出来事を、華麗なバレリーナ達の踊りでめくるめく物語の世界へいざないます。クララ、王子様、花や雪の精と重きを変えた各バレエ団の演出も様々。今年もあと1ヶ月、大好きな人とバレエの観劇デートはいかか。



ロシアやウィーンの国立バレエ団の公演も人気だが、日本のバレエ団によるバレエの公演には、日本人独自の精神性や心温まる感情表現が色濃く表れる。そのためバレエを見慣れてない人も物語りを理解しやすい。バレエはダンスで表現する言葉の無い劇であり、「足のつま先から指の先端、体全体での感情表現」である。喜び、悲しみ、怒り、恐れなど顔の表情一つにも重要な役割を果たす。

不恰好なくるみ割り人形をプレゼントされたクララは、幻想の中でねずみの王と戦うくるみ割りの王子と出会い恋に落ちる。雪の降りしきる国や、海底、花の都、お菓子の国などいろいろな世界を旅し成長し、夢から覚め現実の世界に戻る。定番のストーリーは同じだが各バレエ団いろいろな演出をしている。

熊川哲也率いる「Kバレエカンパニー」のくるみ割り人形は、熊川が主演していたゆえんで「くるみ割りの王子」に重点が置かれる。
主人公クララとの振り付け意外にも、花のワルツなど王子の踊りが多い。男性的で躍動感に溢れるバレエが特徴の「Kバレエカンパニー」、今年完成した赤坂ACTシアターで行われるクリスマス後援は、若々しいキャスティングでどのような舞台を見せてくれるのか。


一方、有名人の子女も通うバレエスクールを併設している老舗バレエ団「松山バレエ団」 のくるみ割り人形は、主人公クララの温かい愛や少女から大人への成長を丹念に描く。バレエ人生50年を越え、さらに表現に磨きのかかるプリマバレリーナ森下洋子と、森下の夫で振付・演出を総監督する清水哲太郎氏の両者で織り成す愛の世界は子供から大人まで深い感動を与える。ハードでストイックなバレエ人生を送る森下の生(なま)のバレエを見るチャンスは1年に数えるほど。ぜひこの機会見ていただきたい。

日本ではバレエ公演を見にいく男性はまだまだ少数派。でもITや経済など機械的な生活を送っている人ほど心の栄養は必要。男性ダンサーの“タイツ”や「日本人には合わない」などおかしな先入観は無くして、今年のクリスマスは、大好きな人を誘って華麗な踊る宝石を見にいきましょう。

「Kバレエカンパニー」公式HP
「松山バレエ団」公式HP

(編集部:クリスタル・たまき)

“ルー大柴”の足元にも及ばない長井秀和。
「“街ゆく人々を魅了する歌声”は突然のプレゼント。清水翔太、19歳」
「気になるポッキーのCM。ハジケる“おしゃれな番長”は忽那汐里(くつな しおり)」
ピンクのホッペにキラキラ目、映画『ハンサム★スーツ』のポスターはまるで“アノ国”の肖像画。



-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!