テレビ放映の打ち切りや主に外国人選手のファイトマネー高騰といった諸所の煽りを受け、昨年、その活動を休止した人気総合格闘技イベント『PRIDE』だが、その余波は思わぬところに表れた。

東京国税局の税務調査を受け、かつて『PRIDE』で活躍していた外国人選手数名が、平成18年までの3年間で、ファイトマネーやTV出演料などにかかる消費税の申告を適正に行わなかったために、累計約2000万円の申告漏れが発覚したのだ。

今回、申告漏れを指摘されたのは、ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、マーク・ハント、アントニオ・ホドリコ・ノゲイラら、いずれも人気選手で現在は修正申告に応じている。

近年、国内の各種大会やイベントに出場している外国人アスリートによる申告漏れは増加の一途を辿っており、その背景には、平成16年4月、消費税免除に該当する事業者売上額が、3000万円から1000万円に引き下げられ、納税・申告義務者が大幅に増えたことがあるようだ。