Doona

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Rolling Stone Japanが2026年の「Future 25」にて”日本代表"に選出した5人組・Doona(ドゥーナ)。R&B/ソウルやファンクからの影響を共通項として2023年に集った彼らは、徐々にその表現領域を拡張させ、ロックもヒップホップも飲み込んだ"TOKYO NEW MIXTURE"という独自のスタイルを鳴らしている。とはいえ彼らは、角を削って洗練されたわけでもなければ、未知の方程式を解き明かしたわけでもない。バンドを推進させているのはむしろ無邪気さと切実さだ。曰く「ひねくれていた」という結成当初から、転換点となったバイラルヒット曲「RUN」、そして今後のビジョンまでをつなぐストーリーを、たっぷり語ってもらった。

ONE OK ROCKが初めて目の当たりにした”ヒーロー”

ーDoonaは今年3月、Rolling Stone Japanのピックアップ企画「Future 25」にて、2026年の音楽シーンを担う"日本代表"25組の中の1組に選出されました。日本代表という響きには、率直にどんな感想を?

RINTA(Key):……カッコよくない?

GENKI(Vo, Gt):光栄なことですよ。僕らなりの音楽をやってるだけだったけど、そこにようやく他者からの明確な評価を感じられて。あのリストに連なったいろんなアーティストを見ていて、これからの日本の音楽シーンがより面白くなるんじゃないかと思うし、欲を言えばその筆頭になれたらと思いました。

ー今回はRolling Stone Japanでの初インタビューとなるので、Doonaというバンドのこれまでの歩みを振り返りたいと思っています。当初は音楽専門学校の学生だったGENKIさんのソロから始まったプロジェクトだそうですが、どのようなイメージを持っていたんですか?

GENKI:高校生の頃にライブハウスに遊びに行ってて、ブラックミュージックをルーツに持っているバンドをよく観てたので、当時はシティポップやメロウな音楽が自分の中の主流にありました。

ー生で味わった音楽の原体験がその辺り?

GENKI:いや、その前には大きいアリーナのライブとかフェスにライブキッズとして遊びに行ってましたね。初めてのライブはONE OK ROCKのさいたまスーパーアリーナでした。元々、小さい頃からずっとヒーローになりたくて、レスキュー隊になるのが夢だった時期とかもあったんですけど、その時、初めてヒーローを実際に目の当たりにしたっていうか。「これだ、これになりたい!」と思った存在がONE OK ROCKですね。

ーその後、ブラックミュージックの文脈に接続した経緯は?

GENKI:高校生の頃、Chapmanっていう先輩のバンドが仲良くしてくれていて。そのメンバーと話したり、インタビューを読んだりして、自分に刺さってた音楽がブラックミュージックやR&B、ゴスペルなんだっていうことを知ってから、どっぷり浸かっていきましたね。幼少期に何も考えずに聴いてたマイケル・ジャクソンとかもつながってるんだな、みたいな。

ーそうして、GENKIさんのソロに、同じ専門学校のSOTAさんとRYOさんがサポートで加わる形で活動が始まっていきます。お二人はGENKIさんをどんなふうに見てました?

RYO(Ba):僕は元々ブラックミュージックが好きだったんですけど、同級生はロック色が強くて。だけど、バンドを組むためのオリエンテーションで、僕とGENKIが、山下達郎好きだということで繋がって。当時、学年にそういう趣味の人が5人ぐらいしかいなかったので、自然に集まっていきました。SOTAのことを知ったのはアンサンブルの授業で、「めちゃめちゃブルースなヤツがいるな」みたいな。

SOTA(Gt):全然ブルースをやるような見た目ではなかったけどね。黒スキニーにドクターマーチン、赤髪の坊主で、レスポールを下の方で弾いてたから、ビジュアルはかなりロックだった(笑)。