中国公船、太平島の禁止水域に進入 海巡署が厳しく非難/台湾
巡視艇は、中国船から約0.1カイリ(185メートル)の距離で並んで監視し、退去を求めるアナウンスを行ったが、中国船は午前8時28分に太平島北方3.2カイリ(約5926メートル)の制限水域、同31分には太平島北方2.1カイリ(約3889メートル)の禁止水域に入った。その後、中国船は航行の安全を無視し、2度大きく進路を変え、同43分に制限水域の外側に出た。
海巡署は、太平島の禁止水域に中国公船が進入するのは初めてだと指摘。約15分間にわたり、台湾の主権を挑発し、海巡署の艦艇と職員の安全を脅かしたとした。
また中国が最近、東沙(プラタス)諸島や台湾東部、太平島周辺海域で嫌がらせを強めているとし、海巡署は統合監視システムを活用し、国家の主権と海域の安全を守るとした。
その上で、中華民国は中華人民共和国と互いに隷属せず、いかなる国も中華民国の主権を侵害することはできないと強調。海巡署は海上で主権を守り、航行の自由を維持するとし、いかなる国であっても中華民国の水域で管轄権を行使しようとした場合は、海巡署の艦艇が断固とした姿勢で退去を求めるとした。
(張已廉/編集:齊藤啓介)
