養殖ブリ2万3000匹被害

鹿児島湾の赤潮被害で2万匹を超える養殖ブリが死ぬ被害が出ている中、県は11日朝から湾の広範囲で海水の水質調査をしています。

鹿児島湾では、有害プランクトンの「シャットネラマリーナ」と「ディクチオカフィブラ」による赤潮が発生し、県は今月4日、赤潮警報を発表しました。

調査結果は夕方判明

県によりますと、これまでに垂水市の牛根周辺で、養殖ブリおよそ2万3000匹が死んでいて、被害額はおよそ1億3000万円に上っています。

こうした中、県の水産技術開発センターは11日朝から漁船で、牛根のほかに桜島周辺、鹿児島湾奥などあわせて12か所の海水を採取しました。

水質や有害プランクトンの数などを詳しく分析していて、調査結果は夕方、判明する予定です。

再発に備え…

県漁協牛根支所の調査では、ここ数日、海水温の低下などで有害プランクトンの数は減ってきていますが、再発に備えています。

(県漁協牛根支所 清水誠参事)「心配はしている。(赤潮が)再発したら、仮の避難場所を作れるよう検討している」

県は引き続き、漁業者に対し、いけすの避難や養殖魚への餌を止めるなどの対策を呼びかけています。