モンテレイでの練習初日から軽快な動きを見せた塩貝。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 2026年6月3日(日本時間4日)の事前キャンプ練習初日、日本代表で特に気合いが入っていたひとりが塩貝健人だ。W杯メンバー選出時はわずか1キャップだった21歳のシンデレラボーイは、ゲーム形式のトレーニングでフィジカルの強さとスピードを存分に発揮した。今大会に懸ける思いの強さは、次の言葉に凝縮されていた。

「本番まであと2週間弱。もう頭の中でイメージはできています。オランダ戦はすごく大事なゲームで僕のプレーを見せられる絶好のチャンス。それに向けて良い準備をしたいです」

 戦闘体制は整っている。

「メキシコに着いていよいよワールドカップが始まるという気持ちで昨日は寝ました。今日の練習でも誰よりも活躍してやろうと思ったし、得点のイメージをどんどん付けていかないと。初日にしては良いコンディションでできていましたが、もっとコンディションを高めて自分を使ってもらえるようアピールしたいです」

 塩貝にとってオランダ戦は、”人生を変える一戦”と言っても過言ではない。
 
「ここで変われるかは自分次第。世界中の人々が見る舞台で自分の名前を知ってもらうチャンス、キャリアを大きく変えられるチャンスでもあります。何よりワールドカップで結果を残すことが自分の夢ですから、それを達成したいです」

 アイスランド戦で代表キャップ2になったシンデレラボーイは、世界を驚かせられるか。塩貝の抱く野望が現実になることを願いたい。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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