羽月(手前)の告発で、新井監督(奥)いよいよ立場危うし(C)共同通信社

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 “ゾンビ爆弾”の余波は避けられない。

【会見全文】涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り

 28日に元広島の羽月隆太郎がSNSの動画配信で暴露した、球団の薬物汚染とパワハラ体質。羽月は通称「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートの使用で、医薬品医療機器法違反の罪に問われ15日、拘禁1年、執行猶予3年の有罪判決を受けている。

 配信によれば、羽月以外にもゾンビたばこを購入した広島選手は5人。球団のパワハラ体質にも言及しており、火で炙ったフォークを首筋に押し付けられたこともあったという。

 一連の暴露に鈴木球団本部長は「ネットの配信に1つ1つ、反応することはない」と一蹴したが、このまま無風で終わるとは思えない。

 ある球団OBは「少なくとも、新井貴浩監督(49)の退任は免れないのではないか」と、こう続ける。

「寝耳に水だったゾンビたばこは当然として、新井監督がパワハラをどこまで把握していたのかも現時点では不明です。ただ、今季の広島は成績低迷に加えて、観客動員数の激減が問題になっていた。ただでさえ、指揮官の立場が危うくなっていたのは事実です」

 新井監督は就任1年目の2023年は2位。この年の主催試合の観客動員数は1試合平均2万8540人と、5位だった前年から平均800人近く増えた。24年は2万9376人と、さらに増加。しかし、この年で4位に転落すると、昨季は2万8356人に減少し、チームも5位。開幕直後からBクラスに低迷している今季は、リーグワーストの平均2万6841人とさらに減り続けている。

「勝てず、客も入らずの二重苦で、かつて話題になった『カープ女子』も近年はまったく聞かなくなった。広島の監督人事は『5年一区切り』が基本だが、就任3年間で一度もAクラスに入れずクビになった佐々岡前監督の例もある。もっか5位の広島もここから巻き返せなければ、3年連続Bクラス。騒動の監督不行き届きなどを含め、新井監督が責任を取らされることになりそうです」(前出のOB)

 ゾンビの一撃がトドメとなりそうだ。

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 日刊ゲンダイDIGITALでは、羽月が前日に行った涙の会見の全文を掲載している。●関連記事 【会見全文】涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」 から要チェックだ。