退職代行「モームリ」初公判 運営会社元社長らが起訴内容認める
弁護士資格がないのに、法律業務をあっせんした罪に問われた退職代行サービス「モームリ」の運営会社の元社長らが初公判で起訴内容を認めました。
「モームリ」の運営会社「アルバトロス」と、元社長の谷本慎二被告、妻で元部長の志織被告は2023年から去年にかけて、弁護士資格がないのに報酬目的で、退職手続きに関する交渉が必要な依頼者174人を弁護士に紹介し、法律業務をあっせんした罪などに問われています。
26日、東京地裁で行われた初公判で、2人はいずれも「間違いございません」と述べ、起訴内容を認めました。
検察側は、冒頭陳述で「交渉が必要な退職希望者を紹介して弁護士から紹介料を得たいと考えた」と指摘し、広告の業務委託費などの名目で合わせておよそ284万円を受け取ったとしました。
被告人質問で慎二被告は、紹介料とは別の名目で支払うことを弁護士から提案されたと説明したうえで「実質的には違法なものだと思いましたが、『弁護士が言うのなら』と安易な気持ちで受け入れてしまった」と話しました。