「振り切る選手がこんなにいたかなと」なぜ池山ヤクルトは快進撃を続けられるのか 球界OBの考察「しっかりスイングしている」「当てにいかない」

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池山監督も柔軟な起用で選手の背中を押している(C)産経新聞社

 ヤクルトが好調を維持している。

 週末の中日3連戦を勝ち越し、最多タイの貯金10で首位キープ。2位の阪神に2差をつけている。

【徹底分析】ヤクルトの強さは本物︎3回終了時にリードしていたら”勝率100%”なぜ今季のヤクルトは強いのか︎阪神2位も昨年同様に独走できない理由とは…【セ・リーグ編】

 投打がかみあって快進撃を続けているチームには球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は日本ハム、阪神で活躍、引退後は阪神、中日でヘッドコーチを歴任した片岡篤史氏が5月15日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。「【徹底分析】ヤクルトの強さは本物!?3回終了時にリードしていたら“勝率100%”なぜ今季のヤクルトは強いのか!?阪神2位も昨年同様に独走できない理由とは…【セ・リーグ編】」と題した動画を更新。ヤクルトの戦いぶりに独自の考察を加えている。
 
 ヤクルトの躍進の要因にまず片岡氏は「ピッチャー陣の出来がいいよね」と言及。特に注目したのは6回までリードしていたら、かなりの確率で逆転されていないという点。

 「キハダ、清水、荘司、星」と新加入の守護神ホセ・キハダを筆頭に「後ろがしっかりしている、勝てる試合をしっかり勝てていることが大きい」と救援陣の奮闘をたたえた。

 さらに先発陣においてもハーラートップタイの5勝をマークしている左腕、山野太一、同じく5勝をマークした松本健吾と、ともに打者に向かっていく姿勢が見えるとした。

 また打線においては「見てても、振るってことに関しては(各選手)振れてるよね」「打てる打てない、なくして振れてる」「当てにいかない」と中途半端なスイングではなく、バットをしっかり振れる選手が非常に多いとした。

 「みんな腰のすわったバッティングをする」「(バットを)振り切る選手がこんなにいたかなと思うんですよ」と、バットを振り切る選手が増えていることで敵チームにも脅威になっていると指摘。

 池山隆寛監督にしても積極的な三振は認めているとあって、ファーストストライクをしっかり捉える選手が多いことも今季の特徴とされる。
 
 「本当にしっかりスイングしているから、こういう結果になっている」と各選手のスイングの力強さが打線の好調さを支えているとした。

 今後もペナントレースを勝ち抜く鍵としては「カモにされない」と一定のチームに負け続けることがないように、連敗が続かないことも大事とした片岡氏。 

 柔軟な用兵、作戦面も含め、スキのない戦いぶりが光る池山ヤクルトの快進撃はどこまで続くのか。引き続き、話題を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]