アジアサッカー連盟(AFC)は13日付けでペルシブ・バンドン(インドネシア)に20万ドル(約3170万円)の罰金処分を下すとともに、AFC主催大会におけるホーム2試合の無観客での開催を命じた。無観客試合の2試合目については同様の違反が発生しない場合に取り消しとなる2年間の執行猶予付きとしている。

 ペルシブ・バンドンは2月18日にホームで、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)決勝トーナメント1回戦第2戦のラチャブリ(タイ)戦を開催。1-0で勝利したものの2戦合計1-3で敗退が決まった。

 すると試合終了直後、審判団や相手選手に激怒した観客がピッチレベルへ一気に乱入する事態が発生した。審判団とラチャブリの選手は走ってスタジアム内部へ逃げ込むことを余儀なくされたものの、タイメディア『タイ・ラット』によれば負傷者はいなかったという。また、SNS上ではピッチレベルのカメラマンが乱入者に攻撃を受けたとされる映像も拡散されていた。

 AFCはそうした一戦について、試合中から観客席で花火などの使用があったほか、ペルシブ側のサポーターが「座席の一部、ペットボトル、液体入りのビニール袋、プラスチックカップ、 プラスチックごみ、その他の破片」などを投げつけていたことも確認したという。また、観客が審判団や相手チームに「マフィアの一部だ」や「試合結果を操作するために金を受け取った」といった侮辱的な発言をしていたことも報告している。

 AFCは一連の事案を受けて、ペルシブが安全対策を講じることなどの義務を怠ったとして厳罰処分を下すことを決定した。