嵐、最終公演まで残り16日 過去のツアー振り返る 相葉「どうにか嵐を続けられる方法ってないのか」(2018年〜2026年)
現在、開催中の全国ツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』をもって、グループ活動を終了すると発表している嵐。5月15日〜17日は、ツアー5か所目となる京セラドーム大阪での公演が行われます。千秋楽となる東京ドーム公演まであと16日となりました。
これまでに嵐が開催してきた数々のコンサートを中心に、全5回にわたってグループ活動を振り返ります。5回目となる今回は、2018年〜2026年の活躍をまとめます。
■各地のドームで50公演
2018年は、11月から20周年を記念したツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』を開催。このツアーは当時、公演の全日程が明かされないままスタートしましたが、12月23日の東京公演で松本潤さんが「今回のツアー、全日程はこうなります。どうぞ!」という声とともに、日本史上最大規模となる全50公演、約237万5000人を動員するドームツアーになることが発表されました。
囲み会見で櫻井翔さんは「どうにか一人ひとり、全ての人に少なくとも1回は(ライブを)見ていただけるようなツアー日程が組めないか、ずっと考えてきました」と思いを告白。結果このツアーは、2018年11月から2019年12月まで、1年以上にわたって開催されました。
■20周年ツアーの演出は
松本さんは囲み会見で、コンサートの演出について「2018年現在のアートだったり、テクノロジーを使ったアプローチをすると“どうなるのか?”ということをやらせてもらっています」とコンセプトを明かしました。
その内容には、デジタルアート集団『チームラボ』とのコラボレーションによる、初の“リアルタイムトラッキングシステム”が取り入れられたり、オープニングに登場する幕に、スワロフスキー社製のクリスタルが200万個使用されたり、派手な演出が取り入れられました。
また、ライブ終盤では、このツアーのために5人で作詞を手がけた新曲『5×20』が披露されました。
■大野「嵐としての活動を一旦終えたい」 5人が会見
20周年のツアーが続く中、2019年1月27日に嵐から驚きの発表が。それは、2020年12月31日をもって、嵐としての活動を休止するという内容でした。そしてこの日の夜、メンバー5人がそろって約1時間20分に及ぶ会見を開き、経緯や思いを自分たちの言葉で説明しました。
【大野智】
「僕たち嵐は、2020年12月31日をもってグループとしての活動を休止させていただくことになりました。大変勝手ではございますが、僕たちの口から皆様へお伝えさせていただきたく、この場を設けさせていただきました」「2017年6月中旬頃に、僕が4人に集まってもらって自分の思い、気持ちを話させていただきました。自分の嵐としての活動を一旦終えたいと。自分の思いとしては、“自由に生活がしてみたい”と伝えて、その後、何度も何度も話し合いを重ね、期限を2020年をもって嵐を休止するという形になりました」
【二宮和也】
「衝撃でした。僕そんなこと考えていなかったので本当に言われて驚いたんですけど。いろいろ話し合いを進めていく中で、やっぱり“5人でなきゃ嵐じゃないだろう”と。5人でなきゃ100パーセントのパフォーマンスはできないだろうという中で、今回リーダーの思いっていうのに尊重する形で結論に至りました」
【櫻井翔】
「僕も驚きました。前の日に友達と焼き肉食べてたんですけど、グループメールのところに、大野から“話がしたい”と連絡があったんですよ。もしかしたら相談というニュアンスよりは、ある程度、意志が固まっているところなんだろうな、というふうに解釈しました。誰か一人の思いで、嵐の将来のことを決めるのは、難しいだろうなという思いがあると同時に、他の何人かの思いで一人の人生を縛ることも、これもできないと思いました。なぜなら我々は中学生の頃に出会って、20何年一緒にいる大切な仲間ですから。なのでどれだけ時間をかけても、全員が納得する形の着地点を探していかなければならないと」
【松本潤】
「自分たちがいい形であるうちに、グループを締めるってことを実際考えたこともあったし、その話をメンバーにしたこともありました。最初にリーダーに呼ばれて話を聞いたときに、僕は驚きはしませんでした。そのあとに皆でいろんな話をする中で、それぞれの思いもありますし、これからのことを考えたときに、このタイミング、2020年で区切りをつけるというのがベストな形なんじゃないかと僕は判断しました」
【相葉雅紀】
「こういう生活が当たり前だと1回も思ったことはないですけど、まさかこんなに現実で突きつけられたときは、最初は準備がいりましたし、リーダーと2人でお話をする中で、どうにか嵐を続けられる方法ってないのか、リーダーと相談したりもしました。でもリーダーとみんなと何回も話し合いを続けていく中で、ちょっとでも同じ方向を向いてないリーダーを、ずっと付き合わせるのは違うなと思いましたし、やっぱりそこで1人、2人欠けてしまっては嵐としては難しいと思ったので、リーダーの意見というものも納得してそっちの方向で進めていこうということになりました」
1人でも欠けると“嵐”ではない。“5人でいる”ということにこだわりを持っていたメンバーたち。大野さんにとって“嵐”とは何かを問われると「もう、言葉が難しいんですよね。宝物(以外)の何物でもないというか、僕の人生で“嵐”というものが20年という、人生の半分以上が嵐だったので、永遠輝き続けているものっていう、心の中でもっていう思いです」と明かしていました。
■嵐にとって初の展覧会
2019年7月、嵐が開催したのは自身初となる展覧会『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY”嵐を旅する展覧会』。“嵐を旅する”をテーマに、これまでコンサートで使用してきた衣装・7ポーズや写真、メンバーがプロデュースする個人ブースなどが展示されました。
そしてデビュー20周年となる11月3日には、初のデジタルシングル『Turning Up』がリリースされました。
■7年ぶり3回目 嵐のお祭り『アラフェス』
2020年、世界中が新型コロナでパンデミックとなるなか、嵐は活動休止前最後の年を迎えます。デビュー21周年となる11月3日に開催されたのは『アラフェス 2020』。5月15日〜16日に開催される予定だった公演を、無観客配信ライブの形に変えて行いました。会場は、当時新しくなったばかりの国立競技場。これがアーティスト初の単独公演となり、『アラフェス』シリーズとしては、7年ぶり3回目の開催となりました。
この無観客ライブでは、客席にペンライトが約7万本置かれることに。高さ40mのウォーターキャノン、2500発の花火、5万個の風船、AR技術を駆使した演出などで、合計41曲が披露されました。
■休止前最後のライブはコロナ禍
活動休止前最後となるライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』が、2020年12月31日に東京ドームで開催。すべての観客に“最前列”で見てほしいという思いから無観客、生配信で行われました。
約25mの高さにある巨大なミラーボールから嵐が登場し、1曲目に披露されたのは『ワイルド アット ハート』。ライブの途中には、東京ドームの天井にファンからのサプライズメッセージが映し出される演出も。そして、最後の曲に選ばれたのは『Love so sweet』。嵐は、約3時間で28曲を披露し、21年続けてきた活動に一旦幕を下ろしました。
■グループ活動休止後のメンバーたち
活動休止期間に入った2021年、相葉さん、松本さん、二宮さん、櫻井さんの4人は、個人での活動を中心に、映画やドラマ、バラエティーなど様々な場面で引き続き活躍。また『ARASHI Anniversary Tour 5×20』のライブを100台以上のカメラで撮影した、堤幸彦監督によるライブ・フィルムが公開されました。
2024年4月には、5人の連名で『株式会社嵐』を設立したことを発表し、活動再開への期待が寄せられていました。
■2025年5月 再始動のお知らせ
そして2025年5月6日、嵐はファンクラブサイトを更新し、2026年の春頃にコンサートツアーを開催することを発表。また、ツアー終了をもってグループとしての活動を終了するとして、5人そろっての動画をファンクラブサイト向けに公開しました。
5人連名でHPに公開されたコメントには「みんなで出した結論は、もう一度集まって、嵐としてのコンサートを行い、コロナによって叶えられなかった、ファンの皆さんに“直接感謝を伝える”“直接パフォーマンスを見てもらう”ということをもって、5人での活動を終了するということでした」と経緯がつづられていました。
そして、2026年3月13日に北海道・大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)での公演を皮切りに、5大ドームを巡る全国ツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』がスタート。最終公演となる5月31日の東京ドーム公演は、生配信が決定しています。
