フードを食べない「猫」に、こんな方法を試して! 科学的にも実証「ねこ、海原雄山みたい」の声も
同じフードを食べない、せっかく買ったフードもすぐに飽きてしまうなど、猫の「食べむら」に悩む飼い主は多い。
【写真】キャットフードに「だしパック」を入れると食いつきが良くなります!
先日、国立大学法人岩手大学の研究グループが、「匂い」が「猫が餌を食べ残す理由」に深く関わっていることを発表。
「岩手大学!なんと有用な研究!」「ねこ、海原雄山みたいでかわいい」と、猫好きたちから大きな注目が集まった。
「だしパック」を入れるだけ
「『キャットフードの袋にだしパックを入れておくと香りが付いて食い付きが良くなる』という裏ワザはかなり理にかなってたんだね。猫の嗅覚は人の数万倍以上といわれてるから香りが重要なのも納得。だしパックは袋に入れるだけでOK、匂い以外の余計な成分もつかないよ!」
そうつぶやき、「カリカリ(キャットフード)」の袋の中に「だしパック」をポンと入れただけの画像をX(旧Twitter)に投稿したのは、猫との住まいアドバイザーやキャットケアスペシャリストとしても活躍するデザイナー、コルメル(@xCOLMELx)さん。
さらに続けて補足事項を投稿。
「甲状腺用フードを食べている猫はヨウ素量が厳密にコントロールされています。だしパックにはヨウ素が含まれるため、匂いでも影響する可能性があるようです。該当する猫には使用を控えてください。また、何か病気がある猫は獣医師に相談をしてから使用をお願いします」
「この方法はあくまでフードに香りを移すだけなので、だしパックの中身は与えないようにしてください。また、だしパックは湿気を吸いやすくフードの劣化を防ぐためにも1〜3日以内の使用を推奨します。一緒に脱酸素剤も入れておくとフードの品質維持ができておすすめです!」
<コルメルさんのXの投稿より>
これでモリモリ食べてくれます
コルメルさん自身も、11歳になるサビ猫の女の子、コルちゃんと、8歳になるサバトラ猫の女の子、メルちゃんという2匹の元保護猫と暮らす愛猫家。
メルちゃんは毎日フードを完食してくれる食いしん坊さんだが、コルちゃんはなかなかの気分屋さんで、食べむらがあるため、定期的に「カリカリにだしパックで香りをつける」方法に助けられているそうだ。
「フードに飽きてきたなと感じたら、小型のタッパーにカリカリ、だしパック、脱酸素剤を入れて一晩保管します。翌日には香りがしっかり移っており、これを与えるとモリモリ食べてくれます」(コルメルさん)
「食べむら」は猫の本能
猫に関する資格を複数持つコルメルさんによると、猫に食べむらが多いのは、生きるための本能なのだという。
「猫には『ネオフィリア』と呼ばれる、新しいものに興味を示す本能があります。これは野生時代の名残りで、特定の獲物だけに依存せず、栄養の偏りを防いだり、ひとつの餌場が枯渇しても生き延びられるよう常に新しい選択肢を探す必要がありました。
そのため猫は食の好みに変化が出やすく、食べ飽きに悩むケースは少なくありません。そうした背景から、少しでも猫さんと飼い主さんの負担を減らすヒントになればと思い、カリカリにだしパックを入れる方法を投稿しました」(コルメルさん)
以前もこの方法をXに投稿していたコルメルさん。その際、嬉しい反応があったそうだ。
「フォロワーさんから、『高齢で闘病中の猫さんがご飯を食べなくて困っていたところ、だしパックを使ったら完食してくれるようになり検査結果も良くなった』という報告をいただいたことがあり、とても嬉しかったです。毎日の『食べる』という行為は、猫さんの生命力に直結します。この小さな工夫が少しでも猫さんと飼い主さんの助けになれたら幸いです」(コルメルさん)
フードを温めるのも効果的
その後、「猫の食欲をそそるためにカリカリをレンジで温めるのも効果的!」と、投稿していたコルメルさん。
「香りが立って焼きたてのクッキーみたいになる!猫が好む温度は38〜40度ほどなので、200Wで約10秒温めて人肌より少し温かいくらいにしてる。ただ匂いがすごいのでラップは必須」
<コルメルさんのXの投稿より>
今回のコルメルさんの投稿に寄せられた反響のなかには、「うちの猫はだまされてくれなかった」「うちの子は鰹アレルギーなので、このやり方ができないんだな〜」といった声も見受けられた。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)
