陸上自衛隊“同僚の財布から現金9万円窃盗”で免職 署名偽造・飲酒当て逃げ…止まらぬ不祥事に「再発防止に全力」を誓う
陸上自衛隊健軍駐屯地は、熊本県益城町の高遊原分屯地で、同僚の財布から現金9万円を盗んだとして、20代の隊員を懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分を受けたのは、高遊原分屯地の輸送航空隊 第109飛行隊に所属する23歳の陸士長です。
健軍駐屯地によりますと、陸士長は業務時間外だった2024年2月10日の夜、分屯地内で同僚隊員の財布から現金9万円を盗んだということです。
この3日後に同僚隊員が、盗まれたことを上司に報告し、その後、部隊が聞き取り調査を進めていました。陸士長は調査に対し、「遊興費の欲しさから盗んだ」と認めたということです。
詳しい背景は「回答差し控え」
陸士長は盗んだ現金を隊員に返していて、検察はこの陸士長を不起訴処分にしたということです。
一方で、健軍駐屯地は、この陸士長の性別や名前の他、盗んだ場所や手口、使い道など事件の詳しい背景について「回答を差し控える」としています。
陸上自衛隊輸送航空隊 第109飛行隊長 高橋忍2等陸佐は「国民の信頼を得るべき自衛官がこのような服務事故を起こしたことを、申し訳なく思っている。今後は服務指導・監督を徹底し、二度とこのような事案を起こさないよう、再発防止に全力で取り組んでまいります」と述べています。
しかし、熊本県内の陸上自衛隊では、今年に入り、行政文書の署名偽造や、飲酒運転による当て逃げの他、隊員への暴行や女性への不同意性交など懲戒処分が続いています。
