軽自動車から高級車まで展開するトヨタで最も安価なモデルとは?

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毎日の移動にちょうどいい実用性能とは

 2026年に入ってからも、物価高の影響はさまざまな分野に広がっています。自動車業界でも、新型車や一部改良モデルの発表に合わせて価格が引き上げられるケースは珍しくありません。

 そのため、「できるだけ購入費用や維持費を抑えつつ、安心して長く乗れるクルマを選びたい」と考える人が増えているようです。

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 そんな中で、堅実な選択肢として注目されているのが、トヨタの軽自動車「ピクシス エポック」です。

 現在の軽自動車市場では、広い室内空間を持つスーパーハイトワゴンやSUV風デザインを採用したモデルが人気を集めています。

 しかしその一方で、「日常の移動が中心なら、そこまで大きな装備やサイズは必要ない」と考えるユーザーも少なくありません。ピクシス エポックは、そうした実用性重視のニーズに応えるモデルです。

 このクルマは、全国軽自動車協会連合会の区分では「セダンタイプ」に分類されています。軽自動車の中では全高が比較的低く、シンプルでベーシックなボディ形状を採用しているのが特徴です。

 視界の良さや取り回しのしやすさを重視した設計で、街中での運転や狭い駐車場でも扱いやすい仕上がりとなっています。

 トヨタブランドとして販売されていますが、実際にはダイハツからOEM供給を受けている車種です。

 ベースとなっているのはダイハツの「ミライース」で、エンジンや基本構造、グレード構成などはほぼ共通しています。

 ただ、トヨタの販売網やアフターサービスを利用できる点は、ピクシス エポックならではの強みといえるでしょう。

 搭載されるのはシンプルな660ccの純ガソリンエンジンで、日常使いに必要な性能を重視した仕様です。

 軽量な車体との組み合わせによって発進や加速は軽快で、市街地を中心に使う場面では扱いやすさが際立ちます。

 燃費性能も優秀で、WLTCモードで2WD車は25km/L、4WDでも23.2km/Lを実現しています。

 通勤や買い物など、日常的にクルマを利用する人にとって、維持費を抑えやすい点は大きな魅力です。

 最近の軽自動車は装備の充実化が進む一方で、車両価格が高額化する傾向にあります。その中で、ピクシス エポックは必要な機能をしっかり備えながら、無駄を抑えた設計を貫いています。

 複雑な機構を多用していないため、扱いやすさと維持のしやすさを両立している点も特徴です。

 安全装備についても、価格を考えれば十分に充実しています。各グレードにはダイハツの予防安全技術「スマートアシスト」の第3世代が採用され、衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制機能などを搭載しています。手頃な価格帯の軽自動車であっても、安全面で不安を感じにくい内容となっています。

 さらに、全国に展開するトヨタディーラーを利用できる点も見逃せません。点検や車検、万一のトラブル対応など、身近な場所でサポートを受けやすい環境が整っているため、初めて軽自動車を購入する人にとっても安心感があります。

 価格帯(消費税込み)は99万2200円から144万6500円で、100万円を切るグレードも用意されています。

 近年では軽自動車でも高価格帯モデルが増えているだけに、この価格設定は非常に現実的です。