Image: Unitree

どれほど人間の代わりができるでしょうね?

どこの業界も人手不足が叫ばれ、各社あの手この手で人材確保に奮闘していますよね。その解決策のひとつになるかもしれないのが、ロボットの導入。しかも急速に成長している、人型ロボのヒューマノイドが活躍しようとしています。

空港の裏方にロボットがやって来る

航空会社のJALが、国内主要空港で航空機の牽引や手荷物・貨物搭降載作業といった、グランドハンドリング業務に人型ロボを導入するべく、今月から2028年まで羽田空港で実証実験を開始します。

グラハンは固定式ロボでは柔軟な業務ができないとのこと。でも自由に動ける人型ロボなら、人間同様に動けます。

中国のカンフーロボを採用

ロボットの貸し出しは日本のGMO AIRですが、ロボ自体は中国Unitree社の「G1」。これまでカンフーの棒術やコーラの蓋の手刀開栓、アクロバットの側宙や暴漢と戦う様子を披露したロボです。世界初のロボット格闘技試合も行ないましたね。

空港繋がりで、ロシアのポベーダ航空がイメージアップも兼ね、キャビン・アテンダントとして採用したモデルでもあります。

ロボ派遣業は実現するのか?

今回はJALとGMO AIR共同での実証実験なので、お金の話は特にありませんが…もしビジネスとしてレンタルしたらどんな感じなのでしょう?

GMO AIRではレンタル料について、「お気軽にお問い合わせください」としかありません。一方で羽田空港サービスグループを見ると、グラハン業務に正社員で入ると大卒で月額22万5000円から上のお給料が貰えるとのこと。ロボは同額が貰えるのかどうかですが、賃金でレンタル料が賄えたらWin-Winなのかもしれません。

他社では法人向けで、1泊2日のレンタル料金は5万7200円というのがありますけどね。

「G1」は1.5時間ほどの充電で2時間程度の稼働ができます。しかしクイックリリース式の充電池なので、フル充電の電池に交換すれば休憩不要で働けるはず。それなら高コスパかもしれませんね。故障の可能性はあれども、サボることはないでしょうし?

パワーは充分か?

カンフーをする機敏さはあるでしょうけども、「G1」だと力仕事は不向きな気がします。将来的には手荷物の積み込みから機内清掃、特殊車両の操作もできるよう育てるようです。とりあえず地上で手を降るのは得意そうですけどね。

ホントだったら、ロボットの採用は日本製が理想だと思うのですが、最近誕生した純国産ロボ「SEIMEI」はお披露目で動くことなく故障したそうな…。早く空港で働けるくらい完成度を高めてほしいですよね。

Source: JAPAN AIRLINES via BBC, Mashable, JIJI.COM, 日本経済新聞
Reference: YouTube (1, 2) , GMO, Unitree, HAS-G

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