「いる意味があるのか…」悩んだアナウンサーが、“最強の傾聴力”で安住紳一郎の魔球を受け続ける存在になるまで
中澤:そうなんですかね。子ども関連の話になると急に母親目線になってしまい、ラジオでも反応が強くなってしまって(笑)。今回の娘の言葉も客観的に見られないんです(苦笑)。でも、そうだったらうれしいです。
◆「これでいいんだ、私」--書籍が教えてくれたこと
――最後に、書籍の出版にあたりご自身を振り返る作業をされたと思いますが、何か変化はありましたか。
中澤:私は今まで反省や改善点ばかりに注目するタイプで、自分の過去を「恥ずかしいもの」と考えがちでした。だから、とりかかる前には、そんなものを世間に読んでいただくなんて……と思っていたのですが、形にしてみたら「ちゃんとやってきたこともあるし、積み上がってきているんだな」と。自分の仕事について、すっきり見えるようになりました。
中澤:「これでいいんだ、私」と思うことができましたし、踏ん張り直せたので、ここからまた力強く立っていける気がします。また、もし同じような悩みがある方がいたら、心から応援したいなとも思います。
<取材・文・写真/望月ふみ>
【望月ふみ】
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi

