八代市の庁舎建設収賄事件を受け 庁舎建て替えを前に熊本市は・・・
熊本市は、新しい庁舎への建て替えに向けて2028年度にも着工する予定です。
気になるのが工事の費用です。工事費が高騰するなか、どのような手を打つのか、注目されています。
八代市の庁舎建設をめぐり、先週現職の市議会議員らが逮捕された収賄事件。
■KKT緒方大樹記者リポート「成松容疑者の自宅です。捜査員でしょうか、段ボールの中の書類を確認しています」
■きょうの熊本市長会見
大西一史市長「非常に驚いていますし、こういった不正が実際に行われたとしたら由々しき問題だと思う」
こう語ったのは、熊本市の大西一史市長。
熊本市でも、本庁舎をNTT桜町ビルの敷地に、中央区役所を花畑町別館跡地に建て替える計画が進められていて、早ければ2028年度に着工する予定です。
■大西市長「特にみなさんの関心が高いから余計に透明性を高めていかなければいけない」
一方、庁舎建て替えへの大きな壁が―。
■熊本市庁舎建設課長「新庁舎の概算工事費は885億円となります」
大きな壁・・・それは新庁舎の概算工事費です。当初示していた額の倍以上の885億円に膨れ上がる見通しです。
要因は工事の単価の高騰など。新庁舎整備をめぐる工事費の増額は、熊本市だけの問題ではありません。
こちらは、島根県のほぼ中央にある大田市。老朽化によって新庁舎を移転・新築する計画を示しました。
しかし、当初40億円だった事業費は、およそ81億円まで倍増。財源確保のために、議会に提案したのは…。
■大田市議会 和田章一郎議員「この度のような新庁舎建設のためという理由での『賃金カット』は、社会通念上は考えられないことなのであります」
5年間限定で市長や副市長などの特別職や、一般職員の給与をカットする条例案でした。
議会でも波紋を呼びましたが、去年4月からすでに実施されているといいます。
全国の自治体も頭を悩ませる新庁舎の整備。工事費について、熊本市はどう対応していくのか―。
市は工事手法などについて専門的な立場から検証する場を設け工事費の圧縮を検討する方針です。
