KRY山口放送

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果物の汁を吸い被害を及ぼすカメムシの活動が始まったとして山口県はカメムシ注意報を発令しました。4月に行った調査では平年のおよそ10倍の捕獲数となっています。

県は県内全域に対して4月30日カメムシ注意報を発令しました。

県病害虫防除所によりますと先月1日から20日に実施した果物に被害を及ぼすカメムシ=果樹カメムシ類の調査では平年のおよそ10倍となる13匹が捕獲されたということです。

また、ことし、越冬した果樹カメムシの成虫は平年に比べおよそ3倍となっているということです。

越冬したカメムシが増加した理由については本来エサにしているスギやヒノキの実である「球果」が去年は多く、カメムシが大量発生したためと見られています。

果樹カメムシ類はナシやリンゴ、ビワなどの果物の汁を吸うことで果物を変形させたり、果物が未熟なまま落下する原因になったりするなど被害を及ぼします。

カメムシは暖かくなると活発になり今の時期から7月にかけ多くなると見込まれています。

県では、対策としてカメムシの飛来を確認したら速やかに農薬の散布を行うことや施設栽培では網目が4mm以下の防虫ネットを設置することなどを呼びかけています。