【磐越道バス事故】男子高校生1人死亡 バス会社が会見“貸し切りバスでなくレンタカーで手配” 国交省が事実関係を調査《新潟》
福島県の磐越自動車道で6日、新潟市の北越高校の生徒を乗せたマイクロバスがガードレールに衝突し男子生徒1人が亡くなりました。
学校がバスの手配を依頼したというバス会社では7日、国土交通省の職員による立ち入り調査が行われました。
車線からはみ出し大破したバス。ガードレールは大きく折れ曲がっています。現場となったのは新潟県と福島県を結ぶ磐越自動車道です。
バスが走っていたのは磐越道の上り線です。トンネルを抜けて緩やかなカーブにさしかかったところでガードレールの手前にあったクッションドラムに衝突。
それでもバスは止まることはなくガードレールをめくるような形で進み続けたということです。
このとき折れ曲がったガードレールに後ろを走っていたワゴン車が衝突しました。
事故を起こしたバスには新潟市中央区にある北越高校の男子ソフトテニス部の部員20人が乗っていました。
午前5時半ごろ学校を出発し練習試合のために福島県富岡町へ向かっていたといいます。
引率の教員が別の車でバスを先導していました。
この事故で稲垣尋斗さん17歳が車の外に投げ出され死亡しました。
このほかバスに乗っていた生徒5人が重傷、また15人が軽傷を負いました。
6日夜、稲垣さんの遺族は「私たちも今聞いたばかりで詳しいことがまだ分からないのでまだお話できないです」と胸の内を語りました。
稲垣さんを、知る人は…
<稲垣さんを知る人>
「兄弟みんな仲がいいし…感じのいい子だよ」
「スポーツマンでね子どものころから…ショックだわ」
なぜ、事故は起きたのか。
バスを運転していたのは無職の68歳の男性です。
警察の調べに対し「私が運転してぶつかった。事故を起こした」などと話しています。
この男性がバスを運転することになった経緯について学校側は…
【北越高校 灰野正宏 校長】
「部活動の顧問が業者に頼んで借り上げたという形になっています…運転手付きの借り上げと私は聞いております」
学校がバスの手配を依頼したというバス会社は五泉市にある蒲原鉄道です。
【蒲原鉄道 茂野 一弘 社長】
「うちの会社は貸し切りバスで部活動の遠征、送迎をしている。そのなかで今回は貸し切りバスを使わずにレンタカーを使って送迎をしたいと話をいただいたので、うちはレンタカーやっていないので。貸し切りバスで運行が基本。営業担当から、普段お世話になっているのでレンタカーの手配とドライバーも紹介いただけないか、ということだったので、営業担当から運転できる人間を紹介して運行にいたった」
会社として依頼を受けたわけではなく、普段から世話になっているので営業担当が“ボランティアとして受けた”と説明。
今回事故を起こしたドライバーは、営業担当が知り合いから紹介された人だといいます。
蒲原鉄道には7日午前、国交省の職員が立ち入り調査を行いました。
事実関係を確認したということです。
北越高校は7日朝、校長から全校生徒に事故の経緯について説明しました。午後7時からは臨時の保護者会を開く予定です。
