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アメリカとイランが戦闘を終結させたうえで、核問題などを協議するための「覚書」を交わすことで合意に近づいているとアメリカメディアが報じました。

■トランプ氏「同意しなければ爆撃始まる」

イランとの間で合意に向けて大きな進展が見られたことを受け、アメリカのトランプ大統領は、ホルムズ海峡に停留している船舶を安全に退避する計画=プロジェクト・フリーダムの中断を宣言しました。

その後、アメリカのニュースサイト、アクシオスは6日、双方が戦闘を終結させ、核問題などを協議するための土台となる覚書を交わすことで合意に近づいているとの見方を報じました。

覚書では、戦闘の終結を宣言したうえで30日間でホルムズ海峡の封鎖解除や、イランの核問題などを協議することが盛り込まれているということです。

トランプ大統領は日本時間6日午後8時半ごろ、SNSを更新しました。

トランプ大統領のSNSより
「もし彼ら(イラン)が同意しなければ、爆撃が始まることになり、その規模と激しさは以前よりもはるかに大きなものとなるだろう」

■これまでの方針ひるがえす…2つの前向きなメッセージ?

こうした報道が出てきたというのは、戦闘終結に向けて進んだとみていいのでしょうか。小栗泉・日本テレビ報道局特別解説委員が解説します。

    ◇ ◇ ◇

アメリカ政治に詳しい小谷教授にうかがったところ、水面下で行われていた交渉のなかで、イラン側から、これまでの方針をひるがえす2つの前向きなメッセージがあったということです。

1つは、イラン側が希望していた核問題の協議を先送りにするという案について、イラン自らこだわらないとしたものです。

もう1つは、アメリカが行っているホルムズ海峡の逆封鎖を先に解除するよう求めていたことにも、こだわらないというものでした。

これを受けてアメリカとしては、足止めされている船をアメリカ軍が退避させる「プロジェクト・フリーダム」を一時停止し、この2つのメッセージがイラン内部で調整されたものかどうか、見きわめようとしていたということです。

■“逆封鎖”功奏した? 課題も

――交渉が動き始めたとすればその背景は

アメリカによるホルムズ海峡の逆封鎖が、功を奏したのではと小谷教授は話しています。ただ、このまま、戦闘終結までいくかというと、課題もあるとしています。

イランは、これまでも水面下の交渉と革命防衛隊による表向きの発表との間に、齟齬があったといいます。

そのため、イランの革命防衛隊が、戦闘終結に向けた案を本当に受け入れるかどうかが、ポイントになると指摘しています。

(5月6日放送『news zero』より)