【陸上】世界リレーのバトンミス「想定していなかった」 前村Dが説明…今大会で北京世陸切符獲得ならず
日本陸連強化委員会の前村公彦・短距離ディレクターが5日、世界リレーの行われていたボツワナからオンラインで取材に応じ、男子400メートルリレーの第2ラウンドで起きたバトンミスの経緯などを説明した。
今回は「東京世界陸上を終えてロス五輪へのスタート地点」という位置づけで挑んだ大会。予選は38秒01の組4着で決勝に進めず、2027年北京世界陸上の出場権を懸けた第2ラウンドは守祐陽―飯塚翔太―桐生祥秀―井上直紀で臨んだ。
ただ2走の飯塚から3走の桐生がバトンミス。「2走の飯塚選手が(コースの)アウト側からいかないといけないところ、フランスがだいぶアウト側を攻めてきたこともあり、イン側にに入ってしまった。そこで1走の守選手と接触するかどうかとなり、うまく加速できなかった」と3走の桐生にスムーズにバトンが渡らなかったという。
今大会での北京世界陸上出場権は逃し、今後は残り4枠を争う。6月の日本選手権後に決まる9月のアジア大会(名古屋)代表メンバーで7月のダイヤモンドリーグ(ロンドン)に出場し、記録を狙っていく方針で「そこでバトンの精度を高めていきながらアジア大会に向かう。37秒7、8くらいを出せれば十分、(出場権の)プラス4に届くと思っています」と説明した。
男子1600メートルリレーは、第2ラウンドでエースの中島佑気ジョセフ(富士通)をアンカーに起用し、組1着で北京世界陸上の出場権を獲得。「より勝負できるオーダーがチャレンジできたことは一つ、評価できる部分だと思っています」と話した。
