専用エアロで武装した過激仕様がカッコイイ!

写真拡大

「まるでタイプR!?」 存在感を放つ大胆仕様に注目!

 日常の足として長く親しまれてきたコンパクトカーが、時代の流れに合わせて新たな姿を見せました。

 2026年1月15日、中国の広汽ホンダは「フィット」の改良モデルを正式に発表し、従来のイメージを大きく変える仕上がりで注目を集めています。

【画像】超カッコイイ! これがホンダ新型「“過激”なフィット」の姿です! 画像で見る(27枚)

 今回の変更でまず印象的なのは外観の変化です。これまでの柔らかく親しみやすいデザインから方向転換し、より直線的で引き締まった表情へと進化しました。

 フロント周りは特に刷新が目立ち、上部に細く伸びるデイタイムランニングライト、その下に配置された独立型ヘッドライトという二層構造を採用しています。

 この構成は近年の中国市場で多く見られるスタイルであり、先進的な印象を強めています。

 さらにフロントグリルも存在感を増し、コンパクトカーながら力強さを感じさせる顔つきとなりました。

 なお、ボディサイズは全長4169mm×全幅1694mm×全高1537mmとされ、全長がわずかに延びていますが、ホイールベース2530mmは維持されています。そのため、扱いやすさや室内の広さといった従来の魅力はしっかりと残されています。

 内装に目を向けると、10.1インチのセンターディスプレイが採用され、Apple CarPlayやHuawei HiCarに対応するなど、利便性が高められています。

 日常使いの中での快適さを意識した改良が施されており、実用性の高さはこれまで通りです。

 パワートレインについては1.5リッター直列4気筒エンジンとCVTの組み合わせが継続され、大きな変更はありません。

 グレードは1種類にまとめられ、価格は6万6800元(約155万円 ※2026年4月初旬時点)と設定されており、選びやすさも意識されています。

 そして今回の発表で話題となっているのが、同時に公開されたカスタム仕様の存在です。このモデルは従来のフィットが持っていた親しみやすさとは対照的に、強い個性を前面に押し出した仕上がりとなっています。

 量産車をベースとしながらも、見た目はまるでホンダのピュアスポーツモデル「タイプR」やレース車両を彷彿させる迫力を備えています。

 外観は空力性能を意識したデザインが特徴で、フロントにはカーボンファイバー製とみられるボンネットが採用され、大きなスクープが設けられています。

 これにより視覚的なインパクトが増すだけでなく、冷却性能の向上を感じさせる構造となっています。

 バンパー下部には大型のスプリッターが装着され、さらにカナードも追加されることで、非常に攻撃的な印象を生み出しています。

 側面では低く構えた車高とサイドスカートが一体感を強調し、ボディにはストライプやゼッケン風のグラフィックが施されています。

 ホワイトのホイールとレーシングタイヤの組み合わせも特徴的で、単なる見た目の演出にとどまらず、走行性能を意識した仕様であることが伝わってきます。

 リアには大型ウイングが装着され、ハッチバックとは思えないほどの存在感を放っています。

 このように、市販車ベースでありながらもレース車両を思わせる完成度の高さが際立っていますが、エンジンに関する詳細なチューニング内容については公表されていません。

※ ※ ※

 中国では近年、電動車の普及が急速に進んでおり、従来のガソリン車は厳しい競争環境に置かれています。

 その中で、こうした大胆なカスタム仕様を提示することで、単なる移動手段ではなく「楽しさ」や「個性」といった価値を打ち出す狙いがあると考えられます。

 フィットというモデルの新しい可能性を示す存在として、今回の試みは大きな意味を持っていると言えるでしょう。