トヨタの「斬新トラック」に熱視線!

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トヨタの「斬新トラック」に熱視線!

 昨今、自動車市場では先進的なテクノロジーや流線型のデザインが主流となっていますが、そんな中で逆に新鮮な驚きをもって迎えられているのが、トヨタのピックアップトラック「ハイラックスチャンプ」です。

 ハイラックスチャンプは、2022年にトヨタのタイ法人設立60周年を記念して披露されたコンセプトカー「IMV0」の市販モデルであり、現地の人々の暮らしに寄り添う「原点回帰」をテーマに掲げて誕生。

【画像】超カッコいい! これがトヨタの「斬新トラック」です!(30枚以上)

 タイでは2023年から販売がスタートしていますが、日本国内でも注目されています。実際、2023年の「ジャパンモビリティショー」や2024年の「東京オートサロン」でも展示されており、実車を目にした日本のファンからも熱い視線が注がれてきました。

 ハイラックスチャンプの最大の魅力は、最近のトレンドである近未来的なデザインとは一線を画す、無骨なスタイルにあります。

 カクカクとしたスクエアなボディラインに、力強い樹脂製のバンパー、そしてLEDプロジェクターヘッドランプを組み合わせたフロントフェイスは、まさにタフな相棒といった風貌です。

 ネット上では「最新のクルマにはない潔さがある」「レトロな雰囲気が逆に新鮮でカッコいい」といった声が相次いでおり、飾り気のない力強さが多くの人の心を掴んでいるようです。

 ボディサイズは、全長4970mmのショートボディと5300mmのロングボディの2種類を用意。全幅は1785mmと、日本の道路事情でも扱いやすいサイズに抑えられています。それでいて、最大3085mmのホイールベースを活かした広大な荷台スペースもしっかり確保されているのが特徴です。

 パワートレインは、2リッターガソリン、2.7リッターガソリンエンジン、2.4リッターディーゼルエンジンの3種類をラインナップ。トランスミッションは5速MTと6速ATから選べ、重い荷物を運ぶ仕事から趣味のドライブまで、使う人のニーズにきめ細かく応える設定となっています。

 車内に目を向けると、そこには商用車としての「合理性」が貫かれた空間が広がります。内装はブラックを基調としたシンプルなデザインですが、トランスミッションによって仕様が異なり、MT仕様はブラックで統一されている一方、AT仕様は鮮やかなオレンジの差し色が施されるなど、ほどよい遊び心とスポーティな雰囲気が演出されています。

 シート素材には、汚れに強く耐久性に優れたPVC(ポリ塩化ビニル)が採用されており、これに対して、「掃除がしやすそうで、アウトドアでの使用にも最適」「仕事で使うクルマは、手入れのしやすさが一番の正義」といった、実用面を高く評価する声が寄せられています。

 安全面では、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)とEBD(電子制御制動力配分システム)を標準装備しており、仕事の現場でも安心してハンドルを握ることができる仕様としました。

 ハイラックスチャンプの真骨頂は、その驚くべき拡張性にあります。ボディカラーは「スーパーホワイト2」「シルバーメタリック」「グレーメタリック」という落ち着いた3色が用意されていますが、これはあくまで「ベース」としての姿。

 タイでの販売価格は45万9000タイバーツ(約226万円/2026年4月下旬時点のレート)からという非常に戦略的な設定になっており、あえて装備を最小限に抑えることで、ユーザーが自分好みに作り上げる「余白」が残されているのです。

 実際、これまでに開催された各地のイベントでは、冷蔵車やキャンピングカー、さらにはお洒落な移動販売車といったカスタム仕様も提案されました。