ブリリアントカップを制したリベイクフルシティ

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 「ブリリアントカップ・S3」(16日、大井)

 抜群の切れ味で6番人気のリベイクフルシティが昨年2着の雪辱を果たし、約3年半ぶりの重賞タイトルをもぎ取った。1番人気のサントノーレが逃げて2着に粘り、上位2頭が「デイリー盃 第71回大井記念・S1」(5月20日・大井)への優先出走権をゲットした。3着に3番人気のナンセイホワイトが入った。

 豪華メンバーのそろった一戦は、ラスト200メートルから切れに切れたリベイクフルシティが最速上がりを駆使して4馬身差で決着をつけた。

 1番人気のサントノーレが主導権。有力どころが前々を形成する中、これを見ながら7、8番手の外。3角手前からアクセルを噴かせると、そのままの勢いで一気に先行馬を飲み込んだ。

 デビュー戦から手綱を取り、全9勝をコンビで挙げた和田譲は「素晴らしかった。4角で抜群の手応えだったし、しまいまでしっかりと伸びてくれた」と破顔一笑。自身にとっては4月に1年間の限定騎乗の制裁から明けて初のタイトル。24年浦和のしらさぎ賞以来、ほぼ2年ぶりのお立ち台に喜びもひとしおだ。

 デビューから4連勝でゴールドジュニアを制したが、その後は長く勝てない日々。それが前走までの近6走で2、1、2、5、1、2着と復活気配を漂わせていたが、この夜、一気に爆発した。宗形竹師も「やっと勝ててホッとしました。不器用だった馬がこんな器用な競馬ができるとは…。成長を感じます」と感無量。この後はデイリー盃大井記念を「選択肢のひとつ」。古馬中距離戦線に楽しみな1頭が戻ってきた。