「every.ホープ」は11日にリーグの開幕を迎える長崎国際大学硬式野球部です。

先輩たちから受け継ぐ思いを胸に、悲願の1部リーグ初優勝を目指します。

2015年に創部した長崎国際大学硬式野球部。

11日に開幕する九州大学野球の1部リーグに県内から唯一出場します。

3年前の2023年には、春と秋のリーグ戦で過去最高成績となる1部リーグ準優勝を果たしましたが、頂点にはあと一歩及びませんでした。

(皆吉 海翔 副主将)

「準優勝した頃はまだ1年生で、その時の4年生の姿を見て本当にこういう人たちにならないといけないと思った。でもこういう人たちでも優勝できなかったからもっと頑張らないといけないと思った」

ところが、準優勝の翌年、1部リーグで最下位となり2部へ降格。大きな挫折も味わいました。

(野中 優羽 主将)

「2部リーグも経験することになって、試合の中で成長するなど自分も試合出るなかで勉強させてもらった。そこは1、2年生の時の経験が今に役立っている」

4年生を中心に総合力で戦う今年のチーム。

この世代は入学当時から試合に出場してきたメンバーが多く、これまでで一番チーム力が高いとも言われています。

副キャプテンの皆吉 海翔 選手は、走攻守3拍子揃ったチームの主軸。

知念 豊歩 選手は去年、秋のリーグ戦で首位打者に輝きました。

新チームは1番から9番まで好打者が並ぶラインナップです。

(皆吉 海翔 副主将)

「走攻守どれをとってもバランスよくできる部分は自分の持ち味だと思っているので、リーグ戦でそういった部分をアピールしていきたい」

キャプテンの野中 優羽 選手はリードオフマンとして攻撃を牽引。

守備では内野の要であるショートを任されていて攻守に渡りチームの中心となる存在です。

投手陣をまとめるのは後藤 大地 投手。

伸びのあるストレートを武器に、安定した試合運びで勝利を引き寄せます。

(後藤 大地 投手リーダー)

「自分の持ち味はストレートを軸に組み立てるピッチングだと思ってるので、今回のリーグ戦でもストレートを中心にバッターを押せるようにしたい」

チームのエースは赤木 輪生 投手。最速146キロのストレートに鋭いスライダーが持ち味です。

(赤木 輪生 投手)

「自分が大学に来て悔しい結果ばっかり続いてるので、今年こそは自分たちの最終4年生で優勝できるように頑張りたい」

今年は、厚い投手陣もチームの強みです。

創部から約10年。当時からチームのことを知るのが投手コーチを務めている西島 篤さんです。

西島コーチは野球部の1期生で、創部からわずか2年目で1部リーグ昇格を決めたときのエースでした。

(西島 篤コーチ)

「当時よりも人数も増えて環境も良くなっていて、確実にレベルはすごく上がっていることは実感しているので、やることをしっかりやれたらリーグ優勝はできると思っている」

今週、開幕する春のリーグ戦。

優勝すれば、明治神宮球場で行われる全国大会への出場権を手にすることができます。

(野中 優羽 主将)

「一度も1部リーグで優勝、そして神宮大会に出場したことがないので、今年こそ1部リーグで優勝して神宮の景色を見たい」

悲願の1部リーグ初優勝へ。

過去最強との呼び声高い世代がこの春、新たな歴史を刻もうと熱い戦いに挑みます。

春のリーグ戦は11日に、大分で開幕します。

1部リーグには九州の6つの大学が出場し、各大学と2試合ずつ戦います。長崎国際大学は初戦で福岡の西日本工業大学と対戦します。