<素敵なお父さんほど短命>『風、薫る』父・信右衛門が死去し、泣き崩れるりん。視聴者「<あの時>の記憶が蘇る」「死に目に会えない母上と安も可哀想」
見上愛さんと上坂樹里さん主演の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第1週「翼と刀」の第4回が4月2日に放送され、話題を呼んでいます。
北村一輝さん演じる、りんの父・信右衛門が病に倒れました。りんは看病しようとするも、信右衛門は納屋にこもってしまい…。
SNSやコメントではさまざまな声が寄せられました。
*以下4月2日放送回のネタバレを含みます。
<あらすじ>
父・信右衛門(北村一輝さん)が病に伏し、りん(見上愛さん)は看病してくれる人を雇おうと家中のお金を集める。
一方、見合い話を進めた美津(水野美紀さん)と安(早坂美海さん)は東京から栃木に戻ってこようとする。しかし、
村が封鎖されてしまい、家に帰ることができない。
村境の橋で、美津は一ノ瀬家の元陪臣である中村(小林隆さん)からあることを聞かされる。
<視聴者の声>
りんの看病を拒否し、納屋にこもる信右衛門。隠していた刀を使って戸が開かないようにしてしまいました。りんは水を納屋の前に運び、歌を歌ったり、折り鶴を格子戸の隙間から落としたりして励まします。
納屋の中の信衛門の様子が気になり、不安になったりんは、なぎなたを手に中に入ろうとします。信右衛門は納屋の中から、息も絶え絶えに「生きろ、りん」と伝え、「お前はきっと…優しい風を起こせる…少し休む」と言葉を残します。倒れる音を聞き、りんが納屋に入ると、信右衛門は亡くなっていました。
その手を握ったりんは、「あたたかい…。また間違えた」と泣き崩れ…。
信右衛門が亡くなり、SNSやコメントでまさまざまな声が寄せられました。
「まだまだ生きたかった父上の『生きろ、りん』の言葉の重みとあたたかさ」
「全く体重を変化させずに病気で弱っていくさまを演技で見せきる北村一輝も鬼気迫る演技力」
と北村一輝さんの演技に注目した人も。
後悔を口にしながら、泣き崩れたりん。
「虎太郎の手を握れなかった。父上の最後に手を握ってあげられなかった。今後、りんの芯となる部分でしょうか」
「りんちゃんはまた間違えたと言う。虎太郎の手を握らなかったことも父上が生きているうちに納屋に入らなかったことも。でも感染症においてはこれが正解」
「父に従わず側で看病すべきだった…と自分の接し方を問い直しているのか…なんてけなげなんだろう。なんて切ないんだろう」
と、心を動かされた人もいました。
いい父親ほど…
コレラ感染拡大によって、患者が隔離され、村に不安が広がる様子に、令和のコロナ禍を重ねた人も多く、
「明治の昔の設定が、令和の光景とまざまざと重なって。どこかにしまい込みたい、あのコロナの日々を冷静に振り返る時が来たのかもしれません」
「死に目に会えない母上と安ちゃんも可哀想に…」
「家族が分断される封鎖は、まさにコロナ禍の記憶が蘇る」
といった声が寄せられました。

(『風、薫る』/(c)NHK)
近年の連続テレビ小説では、前作『ばけばけ』では主人公・トキの父親、司之介は最終回まで元気でした。一方、『あんぱん』(2025年前期)では、主人公・のぶの父親の結太郎は第4回で死去。司之介は借金を作り、家族が苦境に陥る原因を作った人物。一方の結太郎は、のぶに「女子も大志を抱きや」とあたたかく見守っていた優しい父親でした。
「辛すぎる...いい父親ほど...早死」
「のぶちゃんの父親 結太郎さんも4日で退場だったそうですよ… 素敵なお父さんほど短命…」
などと、これまでの作品に思いをはせた人もいました。
