スター軍団は“本気じゃなかった”――WBC決勝敗北後のあらぬ批判に米代表投手が反論「デタラメだ。俺たちはどこよりも真剣だった」

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エース格として奔走したウェブ(C)Getty Images

 無念の結末を受け、“スーパースター軍団”に批判の矛先は向けられた。

 去る3月17日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で、米国代表はベネズエラ代表に2-3で敗北。日本代表に敗れた2023年大会の決勝と同スコアで、またも世界一を逃した。

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 アーロン・ジャッジやブライス・ハーパー、ポール・スキーンズなど投打に「MLBの顔」と言えるスターを集結させた今大会の米国は、開幕前から“絶対優勝”を期待されていた。そうした重圧下で選手たちは奮起し、なんとか決勝にたどり着いたものの、接戦を落とし、結局は無冠に。必然的にチームに対する批判の声は増大。一部では「アメリカは本気ではなかった」とナインの大会に向かう姿勢を問う異論も目立った。

 そうした中で、選手たちからは、世間に“反発”する声が上がった。先発ローテーションの一角を担ったローガン・ウェブは、米放送局『NBC Sports Bay Area』において、「俺たちも本気だったよ」と吐露。さらにWBC制覇に対する並々ならぬ想いを口にした。

「俺たちが大会に対して『本気で取り組んでいなかった』みたいな風説があるみたいだけど、それはまったくの、クソみたいなデタラメだ。正直言って、どのチームよりも俺たちが真剣だったと思う。他のチームとやり方こそ違うけど、本当に真剣に取り組んだ。だからこそ、あの2週間で、まるで兄弟のような絆が生まれた」

 球界屈指の実力を持つ男たちと濃密な時間を過ごした。だからこそ、真剣度をないがしろにされることだけは許せなかった。今大会を「野球にとっても良かったと思う」と振り返ったウェブは、こう言葉を絞り出している。

「本当に楽しかった。でも、勝てなかったのは本当に悔しい。俺たちは勝つべきだったと思っている」

 トップアスリートとして「勝利」を目指した約3週間。悔しさを残した経験をどう生かすのか。ウェブには、批判を吹き飛ばす活躍を期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]