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男性産婦人科医に対する信頼が揺らいでいる。16日、香川県善通寺市の病院で女性患者の下半身を盗撮したとして、産婦人科医の男が逮捕された。SNSには産婦人科の利用を不安視する声や、男性助産師の解禁に反対するコメントが相次いで寄せられている。

逮捕されたのは、四国こどもとおとなの医療センターに勤務する医師だ。男は1月ごろ、同病院内で女性患者の下半身をスマートフォンで撮影したとして、香川県警に性的姿態撮影等処罰法違反(撮影)容疑容疑で逮捕された。男は「覚えていません」と容疑を否認している。

事件を受け、同病院は公式サイトを更新し、「被害に遭われた患者様とそのご家族、ならびに関係する全ての皆様に、心より深くおわび申し上げます」と謝罪文を掲載。さらに「患者様の精神的なケアを十分に行えるよう最善の努力を行ってまいります」などと続けた。

ところで、現在日本では男性が助産師になることは法律で禁止されている。厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」によれば、日本には38,721人の助産師がいるが、すべてが女性だ。以前は男性助産師の導入が議論されていた時期もあったが、実現には至らなかった。男女平等の考えが広まってきてはいるが、出産は非常にデリケートな面が多く、女性の心理的負担も大きくなることから、反対派が多いようだ。

日本では男性助産師は認められていないが、国によっては存在している。イギリスは世界に先駆けて男性助産師を解禁している。ただ、数は非常に少なく、全体の1%に満たないとのことだ。また、アメリカも1%程度といわれているが、男性が助産師として働いている。

同病院では、17日にも循環器内科の医師が県内のリサイクルショップで10歳未満の女子児童のスカートの中をスマートフォンで撮影しようとしたとして、性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕された。

医師の逮捕は、病院の信頼を損なう重大な問題だ。とくに産婦人科医による犯罪は深刻で、女性の受診控えにもつながる。男性の産婦人科医に不安を訴える女性は多く、今後どのような再発防止策を講じていくのかが注目される。