厳寒の早朝に立ちすくむ高齢女性を発見…24歳女性がとっさの判断「評価されるべきは警察官」謙虚すぎる言葉
2月8日早朝、厳しい冷え込みに見舞われた大分県中津市。帰宅途中の派遣社員・長瀬咲花さん(24)が、行方不明になっていた高齢女性を保護しました。とっさの判断と過去の経験に基づいた行動が、一人の命をつなぎました。
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特徴と一致する女性を発見
長瀬さんは2月8日午前5時ごろ、帰宅途中に路上で警察官から呼び止められました。「行方不明の高齢女性を捜している」との問いかけに、その場では「心当たりがない」と答え、再び車を走らせます。
しかし、数分後のことでした。道路脇の駐車場に、警察官から聞いた特徴と一致する女性が立ちすくんでいる姿が目に飛び込んできました。
「もしかしたら、その人かもしれない」
長瀬さんの脳裏をよぎったのは、かつて認知症で家を出てしまったことのある自身の祖母の姿でした。
迷わず車をUターンさせた長瀬さんは、先ほどの警察官を捜し出して事情を説明。現場へ戻り、警察官とともに動揺する女性に優しく声をかけました。
この日の中津市は、前夜からの雪の影響で最低気温マイナス2.8度を記録。長瀬さんは、寒さに震える女性を自身の車内へと招き入れ、保護しました。
「評価されるべきは警察官」
2月24日、中津警察署の荒巻浩三署長は「道に迷っていた女性の安全を確保した多大な貢献に感謝します」と述べ、長瀬さんに感謝状を贈りました。
長瀬さん:
「最初に警察官の方が特徴を丁寧に説明してくれたおかげで、すぐに行動できました。評価されるべきなのは、その警察官だと思っています」
「人に話しかけるのはちょっと怖くて正直苦手なんですが、誰かが困っているかもしれない、誰かの役に立てるのであればという思いが、今回の経験でさらに強くなりました」

