デジタルアスリート株式会社の有馬由華氏が警告！AIでマーケターの仕事がなくなる？！今マーケターが本当に身につけるべきスキルとは？

YouTube動画「AIでマーケターの仕事がなくなる？！今マーケターが本当に身につけるべきスキルとは？」にて、デジタルマーケティングの総合支援会社であるデジタルアスリート株式会社の有馬由華氏が、AIの急速な発展の中でマーケターに必要となるスキルについて自身の見解を語った。冒頭、有馬氏は「どの職種もなくなる」と話題にしつつ「テクニカルだけをやってるマーケターがいなくなるというのも、上流設計をするマーケターとのやっぱり支援も求められてくるよね」と指摘。今の仕事のあり方が変化していく中で「マーケターがAIにとって代わられるなら、逆にAIコンサルタントになればいい」と大胆な打開策も投げかけた。

動画内で有馬氏は、AI時代にマーケターが取るべき3つのスキルを明快に整理。「まず一つ目はAIを使いこなすスキル」と語り、AIを活用した事例を数多く持つことでコンサルタントの道も開けると示唆した。二つ目は「テクニカル領域よりも“上流設計”に注力すべき」と説き、「作業する人材はAIに代替されやすいが、誰に何をどう届けるかという本質にマーケターはシフトすべき」と強調。さらに、「あえてダサいデザインを作りましょう」や「会社の歴史やストーリーを込めたクリエイティブで差別化することが重要」という独特の視点も。「AIが発展してくるとみんな似たり寄ったりになる。だから本来の企画や設計、ストーリーの部分がAIでも埋められない価値になる」とも語った。

三つ目に有馬氏が掲げたのは、SNSでの発信力やフォロワー数に代表される「自分自身をマーケティングする力」だ。「AIの自動化で作業は簡単になるけれど、フォロワーを蓄積したりファンを持ったりすることはAIにはできない。影響力があるマーケターであることが今後決定的な価値になる」と指摘。また「X（旧Twitter）やYouTubeで発信し、自分にインフルエンス力をつけるのが一番手っ取り早い」と方法論も提案した。

最後に有馬氏は「今後も多くのAIツールを紹介するので、質問やリクエストはコメントでどうぞ」と呼びかけ、視聴者に向けて発信し続ける姿勢を見せて動画を締めくくった。