「20年以上空き家になっている」10-20代の大麻密売グループ 黒部市の家屋と富山市の倉庫の2拠点で保管・売買か
県内の10代や20代のグループが、大麻などの薬物を所持・販売したとして逮捕された事件の続報です。
グループは黒部市の家屋や富山市の倉庫を薬物の保管や密売の場所として使い、秘匿性の高いSNSなどで客を集めていたとみられます。
「20年以上空き家になっている」黒部市山間の家屋が違法薬物の保管拠点に
◆KNB 吉本記者
「黒部市の山間にあるこちらの建物が、違法薬物を保管する拠点となっていたということです」
付近の住民によると、「20年以上空き家になっていて、人の出入りは分からなかった」といいます。
この事件では、富山市堀の無職 小沢亜瑠容疑者(21)をはじめとする10代や20代の若者たちのグループが大麻などの薬物を所持し、組織的に密売していたとされます。警察はグループの拠点から200点以上の違法薬物を押収しました。
21歳男がリーダーか 若者たちのグループが組織的に密売
警察は小沢容疑者や高校生の密売人のほか、薬物を買った客などあわせて9人を摘発しています。
小沢容疑者がリーダーで、仕入れや密売人への指示をしていたとみられます。
また捜査関係者などによりますと、密売人はXや情報が漏れにくいテレグラムなどのSNSで客を集めていたとみられます。
やり取りは記録が残らないようにテレグラムで行い、薬物の受け渡しは深夜などに手渡しで行っていたということです。
「若者が出入りするのを見かけた」 倉庫で未明に売買か
富山市内のこちらの倉庫が売買の拠点などに使われたとみられます。
取材に対し倉庫の所有者とみられる男性は、「業者を介して倉庫を貸していた。誰が借りていたか知らない」と話しました。
また、近所の人は「未明に若者が出入りするのを見かけた」と話しました。
若者に蔓延か 県内で増える大麻関連の検挙
県内では大麻に関わる若者の検挙が増えています。
去年検挙された49人のうち、10代と20代が75%あまりとなる37人で、そのうち高校生が2人でした。
一方で、若者が中心の密売グループの摘発は今回が初めてです。
警察は匿名・流動型の犯罪グループ=トクリュウとみて、暴力団などへの金の流れを調べています。
