結膜炎に効く市販の抗菌目薬は?おすすめ6選を紹介【薬剤師解説】
結膜炎とは?
結膜は、白目を覆う半透明の膜で異物の侵入を防ぎ目の潤いを保つ役割を担っています。結膜炎とは結膜で起こる炎症のことで、充血、目やに、目の異物感、痛みなどの症状があります。
原因によって種類が異なり①細菌性 ②ウィルス性③ アレルギー性の3種類に分類されます。ウィルス性は感染力が高く発熱やリンパ節の腫れを併発することがあるため注意が必要です。アレルギー性はくしゃみや鼻閉などの鼻症状を伴うことが多いのが特徴です。
市販の目薬で対処していいケースと受診の目安
細菌性とアレルギー性は、市販の目薬で対応できます。目やに、目のゴロゴロ感、痒みを感じたら細菌性かアレルギー性のどちらかを疑ってください。
ただし、ウィルス性の場合は対応できる市販薬はないため眼科への受診が必要です。ウィルス性が疑われる症状は、水気の多い目やにが多く出る、目に張った白い膜があげられます。体調不良時にも免疫力が下がっているため起こりやすいでしょう。細菌性の場合は3~4日間、アレルギー性の場合は1週間程度市販の目薬を使用しても改善がみられない場合は受診してください。
結膜炎に効果がある市販薬の選び方・ポイント
続いては、成分別に目薬の選び方を解説します。
結膜炎は、細菌やウイルスが原因の「感染性結膜炎」と、アレルギーが原因の「非感染性結膜炎」のものがあります。
原因によって必要な薬は異なるため、自分がどの結膜炎かを判断して薬を選ぶ必要があります。
実際に薬剤師が選んだ薬を見たい方はこちらへ
色のついた目やにが出る方には【抗生物質含有】
感染性結膜炎の場合は、抗生物質が入った目薬を使う必要があります。感染性結膜炎かどうかの判断は難しいですが、目やにが出ている場合は目やにの色や性状が判断の目安になります。
細菌に感染している場合、目やにの色は緑色や灰色など、原因菌によってさまざまです。性状はベタベタしているのが特徴です。ウイルス感染による結膜炎の場合も、二次感染予防を目的として抗生物質含有の目薬を使います。やはり目やにはベタベタした性状のことが多いです。
非感染性のアレルギー性結膜炎と比較すると、かゆみはそこまで強くありません。自分で感染性か非感染性かを確実に見分けるのは困難ですが、市販の目薬で対応する場合は症状の違いを参考にしてください。水気の多い目やにが多く出る、目に白い膜が張っている、喉がやリンパが腫れている場合はウィルス性結膜炎の疑いがあります。
実際に使ってみて症状が改善しない場合は、病院を受診して診断してもらいましょう。
かゆみが強い方には【抗アレルギー用目薬】
非感染性結膜炎の場合は、抗アレルギー用目薬が有効です。原因が細菌やウイルスによるものではなく、花粉やハウスダストなどによるアレルギー症状としての結膜炎であるケースです。
花粉症やアトピーを持っていない方でも、コンタクトの長期着用などにより発症することがあるため注意が必要です。感染性の結膜炎と比較すると、強いかゆみを感じることが多いです。
初期では目やにが出ないこともあります。目やにが出る場合は、感染性結膜炎と異なり白っぽいサラサラした性状のものが出ることがあります。進行すると市販の目薬では対応しきれないこともあるため、目薬を使ってみて症状が改善しない場合は病院を受診するようにしましょう。
