イタリアメディアが注目した鈴木。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 名古屋グランパスは先日、19歳のMF鈴木陽人のローマユース練習参加を発表した。

 名古屋とローマは2022年のジャパンツアーで親善試合を行っており、戦略的パートナーシップを結んでいる。ローマのユースはフランチェスコ・トッティやダニエレ・デ・ロッシをはじめ、数多くのタレントを輩出してきた。鈴木もイタリアの首都で成長が期待される。

 イタリアのメディア『Sprint e Sport』は12月12日、鈴木という選手や、両クラブの提携への期待について報じた。

 鈴木については、「日本のユースリーグで素晴らしい才能の片鱗を見せてきた」と伝えている。

「スピードとドリブルの上手さを持つモダンな左サイドで、サイド全体をカバーし、相手守備に継続的に危険をつくり出すことができる。ローマユースとの練習は、スズキにとって、個人的にもプロとしても成長するためのまたとない機会だ。よりフィジカルで戦術的な異なるプレースタイルに直面し、欧州での経験を持つ指導者やチームメイトから学ぶことができる」
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 一方で、同メディアは「本人だけでなく、ローマにとっても良い機会でしかない」と続けた。

「新しいアイデアやプレーに対するアプローチを吸収できる。この名古屋グランパスとの提携は、単にスポーツの側面だけでなく、さらなる交流への道を開くかもしれない。ローマにとってはアジアでのブランド拡大、名古屋にとっては欧州サッカーに近づくチャンスだ」

 最後に、Sprint e Sportは「継続的にアイデアや文化、プレースタイルが流入し、アジアのタレントがもっと欧州に来るようになるかもしれない。その逆もあるかもしれない」と、交流活性化の影響に言及している。

「ますますグローバル化していく世界において、サッカーはまたも世界共通の言語であり、異なる文化と人々を結びつけることができると改めて示した。いつか、スズキがオリンピコのピッチに立ち、東洋と西洋のサッカーの新たな架け橋の象徴となるかもしれない」

 欧州の強豪とJクラブの連携が、さらなるタレントを生み出し、両国のサッカーの発展につながっていくことを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部