南投の立法委員補選 投票前日、有力2候補が最後の訴え 台湾

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(南投中央社)中部・南投県第2選挙区の立法委員(国会議員)補欠選挙は4日投開票される。選挙戦最終日の3日、与党・民進党公認の蔡培慧(さいばいけい)氏と野党・国民党公認の林明溱(りんめいしん)氏の有力2候補は、有権者に最後の訴えを行った。

立法委員を2020年まで1期務めた経歴を持つ蔡氏はこの日、名間郷や南投市を回り、有権者に対して投票を呼び掛けた。夕方には蔡英文(さいえいぶん)総統と名間郷内の寺廟を参拝する予定。

蔡培慧氏は取材に対し、南投で生まれ育った者として故郷に恩返しがしたいと話し、信念を持って最後まで努力し続けると述べた。

昨年まで南投県長を務めた林氏は国民党南投県党部で記者会見を開き、今回の補選はまるで総統選のようだと言及。民進党が補選に党の総力と国家資源を動員していると指摘し、「不公平な選挙だ」と批判した。一方で、外部からの圧力や悪評の流布に直面しても、それによって自信を失うことはないと語った。

2氏は3日夜、大規模集会を開く。民進党の集会には蔡総統や頼清徳(らいせいとく)党主席(党首)、翁章梁(おうしょうりょう)嘉義県長らが、国民党の集会には朱立倫(しゅりつりん)党主席や蒋万安(しょうばんあん)台北市長、盧秀燕(ろしゅうえん)台中市長らが駆け付ける。

補選は同区選出の国民党・許淑華(きょしゅくか)前立法委員の南投県長就任に伴うもの。

(蕭博陽/編集:名切千絵)